大漁旗をなびかせながら大船渡湾を勇壮に航行する第3三笠丸
岩手県大船渡市の鎌田水産(株)(鎌田仁社長)の大型サンマ船「第3三笠丸」(199トン)が完成し10日、大船渡湾で竣工披露式が行われた。東日本大震災後、同社が大型サンマ船を新造するのは6隻目で、所有隻数は国内最多。水揚量本州一を誇る大船渡のサンマ漁の中核を担う。今年の漁況予報は、記録的不漁だった昨年よりさらに厳しい見通しだが、好転を願い漁に挑む。