日本海のイカ釣りは6月初旬、昨シーズンに比べ、石川県が好調で5日の金沢市場の水揚げ、陸送上場は約1万6000箱に上った。新潟、山形両県は低調のままとなり、能登半島の沖を北上する群れが少ない模様。ただ、山形県酒田の水揚げは6日に372箱と増え、飛島北での漁場形成をうかがわせる。青森県では小泊の水揚げが増加し800箱前後の日もある。石川は30尾中心、新潟以北はいずれもバラ主体。