マジックテープで開閉できる小窓。ここからナマコなど漁獲物を投入できるのも利点の一つ
寿都町漁協の若狭光男さんは漁獲物の高品質出荷に注力している。かご内側にはめ込む断熱シートを季節を問わず活用。夏場のナマコ、冬から春にかけて行う刺網ではホッケやソイを鮮度保持する。水揚げから出荷まで品質管理を徹底した漁獲物は地元仲買からの評価も高く、シート活用は同業他船にも徐々に普及している。