水揚げが上向き市況が落ち着きだしたマダラ(19日、札幌市中央卸売市場)
マダラ商戦が後半戦に入った。年明け早々まで出足からの薄漁高値が続いていたが、1月中旬以降、広尾や釧路で水揚げが上向き、浜値も落ち着きだした。親製品は量販店の吸い込みが今のところ順調だが、今後の消流はニシンやマガレイなど春商材の水揚げ状況が焦点。一方、白子(タチ)は飲食店の引き合いが低調なままで盛り上がりに欠けている。