ハシリから好漁となった日本海沿岸のニシン刺網漁は2月に入って積丹方面で漁が切れ出した。道総研中央水試が2月5日に行った調査では、小樽沖は4年魚(28センチ)が全体の約半数に増加し、後志管内は5、6年魚の来遊が終盤の様相。一方、石狩湾漁協厚田地区は2月上旬も5、6年魚主体の水揚げが続いたが、着業者は「そろそろ4年魚に切り替わるだろう」と、後続群の漁況を注視している。