落石漁協所属「第五十八大伸丸」(5トン)の小川芳宏さんは、長男の真一さん、孫の航快さんと3代で沖に出ている。「息子に全て任せるつもり」という新造船も予定。「6月に着工、年内には完成予定」と心待ちにしている。スケソ刺網やタコ、花咲ガニなどに着業する。中学卒業後に船に乗った真一さん。父の背中を見て育ち、幼い頃から家業を手伝うなど漁業に親しんできた航快さんも、昨年秋に高校を辞め漁業者になることを決意。第五十八大伸丸の新たな戦力として加わり、沖に出ている。