宮城県の種ガキ生産は石巻湾、松島湾とも4、5日、採苗器となるホタテ原盤の投入が一気に本格化した。観測される浮遊幼生や初期付着の状況は順調。早くも「大丈夫そう」「一安心」など好感触の浜が多くなっている。冷夏で懸念が深まったが、猛暑に変わって水温が上がり好転した様子。だが、猛暑による付着後の死滅が警戒される。