岩手県宮古市の田老町漁協(小林昭榮組合長)は2月、「モアシス」(共和コンクリート工業(株)製)設置など3つの手法で磯焼け対策試験に乗り出した。コンブ群落を再生しアワビの餌にする狙いだ。磯焼け対策はこれまで全国的にも決め手が見つかっていないだけに、年120万個のアワビ種苗を生産、放流する同漁協のチャレンジが注目、期待される。