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新聞記事

特集一覧

掲載日:2026.03.16

荻伏地区 カレイ漁影響深刻、海獣被害軽減へ調査継続


 日高中央漁協荻伏地区のカレイ刺網漁は、毎年12月から1月にかけて荻伏沖を中心に海獣類による深刻な漁業被害が続いている。昨年12月には日本鯨類研究所や水産庁、日高振興局などの協力を得て、漁場周辺の集音や写真撮影などの実態調査を行った。


掲載日:2026.03.16

いぶり噴火湾漁協有珠支所採介藻 今年も着生域縮小

乾燥中のテングサ。白くなるまで天日干しを繰り返す(3月3日、有珠地区)


 いぶり噴火湾漁協の有珠支所で採介藻に着業する中野龍一さん、智子(のりこ)さん夫妻は、「どの海藻も相当減っている」と表情を曇らせ、海藻類の着生が年々縮小している現状に危機感を強めている。毎年 12月から春先にかけ、有珠地区のアルトリ岬沿岸ではマツモ、フノリ、ワカメ、ギンナンソウなどさまざまな海藻を採取する。ところてんの原料となるテングサは昨年から採取できた。現在は乾燥作業を進めており、智子さんは「水に漬けては天日干しを繰り返し白くなるまで乾燥させる」と説明。作業は4月末までかかると言い「手間をかけただけ良い製品に仕上がる」と笑顔で話す。


掲載日:2026.03.16

道産 国内外に訴求-道荷主協会 全国荷受・商社と懇談会-


 一般社団法人北海道水産物荷主協会は10日、札幌市の京王プラザホテル札幌で「第62回全国水産物大手荷受・荷主取引懇談会」を開いた。約210人が出席。同日の定時総会で新役員体制が発足。海洋環境の変化による主要魚種の漁獲低迷や魚種変動、国際紛争の多発や円安によるエネルギー、原材料の高騰などの難局に対峙し、道産水産物の需要拡大、価値向上、安定供給などの使命を果たすべく一層の連携を確認した。


掲載日:2026.03.16

水産庁、IUU対策へ連携強化、カナダ漁業海洋省と協力覚書締結


 水産庁は2月27日、カナダ漁業海洋省と北太平洋公海でのIUU漁業対策に関する協力覚書を締結した。同日、水産研究・教育機構がカナダ漁業海洋省と研究と技術協力に関する協定を締結しており、漁政や研究など水産を巡るさまざまな側面で両国間の関係を強化している。


掲載日:2026.03.16

浜の将来像つくる、経営改善など成果共有


 「第31回全国青年・女性漁業者交流大会」(全漁連主催、農林水産省、農林中央金庫ら後援)が5、6の両日、東京都のAP日本橋で開催され、全5部門に30組の各都道府県代表者らが資源管理や流通拡大、地域活性化など浜で取り組んでいる活動内容や成果を報告した。全国大会に進んだ代表者らの発表は各地の漁業者の模範となるような優良事例が多く見られた。


掲載日:2026.03.16

カキ商戦苦戦-東京都・豊洲市場-


 東京都・豊洲市場のカキ消流は、アサリをはじめとする春の貝類が出回り始める3月末を控え商戦が最終盤を迎えている。今シーズンは入荷数量が前年を下回り、相場は高値圏で推移。瀬戸内海の減産を伝える報道の影響で飲食店がメニューから外すケースもあり、仲卸は売り込みに苦戦している。同市場の月別の殻付きカキ取扱状況は、昨年11月は数量が前年同月比27%減の136トン、キロ平均単価は同15%高の1234円。12月以降は数量が回復し前年比1割減以内に収まり、単価は前年並みで推移。1月は数量が1%増の127トンと前年並みの水準を確保し、単価は6%安の1171円とやや軟化した。


掲載日:2026.03.16

物理的作用で付着物低減 安全性実証、効果も長持ち

セイフティシリーズを塗装したタコつぼ(右)。左は塗装なし


 海洋防汚塗料製品の開発・販売を主力とするバッセル化学株式会社(山口県下関市、江口健一社長)の「セイフティシリーズ」は、養殖・漁業資材を中心に幅広く使用できる無薬剤型防汚塗料。シリコーンを含む塗膜表面は撥水性・平滑性を有し、その物理的作用によって各資材への海棲生物の付着を防止、効果も長期間持続する。塗膜には有害物質は含まれておらず、各試験・分析を通し安全性も実証されている。同社は2月25、26日に開かれた「第23回シーフードショー大阪」に初出展、来場者に特長を示すとともに利点をPRした。


掲載日:2026.03.09

復興の歩み次世代へ-東日本大震災15年・岩手・宮城の浜から-


 三陸沿岸に甚大な被害をもたらした東日本大震災の発生から11日で15年となる。漁港施設など物的な復興の歩みが進む一方、浜では担い手不足や海洋環境の変化など新たな課題も顕在化している。水産庁が実施したアンケート結果では青森から千葉までの6県で、売り上げが震災前の8割まで回復した水産加工業者は全体で5割にとどまっている。被災地の浜では、犠牲になった方々を悼みながら、多くの水産関係者が尽力しつないできた“復興のバトン”を次の世代に渡そうと、漁業者や加工業者らが今なお奮闘を続けている。


掲載日:2026.03.09

ホタテ資源造成へ-ひだか漁協門別支所地区

新規に導入したホタテ用の八尺


 ひだか漁協は、門別支所地区(富浜・門別・厚賀)でホタテの資源造成に乗り出す。富浜・門別共有と厚賀単有の2海域で各3区画を設け、地まき方式の3輪採を計画。昨年12月から漁場造成・耕運を進めており、4、5月に日高管内で初の稚貝放流を実施。2029年に水揚げ開始予定で、新たな漁獲魚種の創出で組合経営の安定、漁家所得の向上につなげていく。


掲載日:2026.03.09

動画で昆布の魅力や価値再発信


 大阪昆布商工業協同組合(池上時治郎理事長)は、昆布の魅力や価値を発信するPR動画を製作している。大阪の昆布が育んできた歴史や食文化、おいしさなどを伝える内容。英語・中国語の字幕版に加え長編・短編を製作。販促や食育活動での活用が期待できる。動画では北海道の昆布が北前船によって大阪に流通した歴史や、真昆布を主体とするだしが大阪の食文化を支えてきたことを紹介。組合員各社の協力を得て各種昆布製品の加工現場も映像に収め、受け継がれてきた伝統技術によってそれらが製造されていることも伝えている。


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