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新聞記事

ホタテ一覧

掲載日:2024.06.03

豊浦町のアイヌブランド化連動、ホタテ缶詰で訴求

アイヌ語・文様をデザインしたホタテ缶詰商品


 豊浦町の有限会社北海スキャロップ(外山明社長、電話0142・85・7500)は、前浜・礼文華産ホタテの加工品で缶詰を商品展開している。町の水産物アイヌブランド化事業と連動し、ラベルデザインにアイヌ語・文様を使用。地域特産品として土産品・贈答需要などにアプローチ。現在、新商品の開発も進めている。


掲載日:2024.05.27

オ海北部本操業海区でスタート

本操業海区で始まった枝幸漁協のホタテ荷揚げ作業(5月20日、枝幸港)


 オホーツク海沿岸のけた引は、北部4単協(宗谷・猿払村・頓別・枝幸漁協)が5月20日までに本操業海区での水揚げを開始した。宗谷の日産は340トン、猿払村は300トンのスタート。漁場造成、稚貝放流と並行して始めた漁協もあり、6月から全船そろっての本格操業に入る。


掲載日:2024.05.20

渡島は落部・砂原終漁


 渡島噴火湾6単協(長万部・八雲町・落部・森・砂原・鹿部漁協)の加工貝は、5月中旬時点で前年同期比3%増の4万6千トン台となりおおむね計画量に達した。落部、砂原が終漁している。


掲載日:2024.05.13

玉冷「ない物高」の展開

ホタテの荷揚げ作業。今年も昨年と同水準の水揚げが予想される


 ホタテ玉冷の2024年度消流は、円安水準の為替相場を背景に北米や東南アジアなど輸出がけん引する形で新シーズンを迎えた。昨年後半に3Sの産地価格がキロ2千円台中盤まで下がり国内外需要が伸長。このため3月の期末在庫は払底し2800円程度まで戻す「ない物高」の展開となっている。荷受や商社筋は「これ以上の製品高は国内消費にブレーキがかかる」と危機感を強めており、拡大した内販需要の確保に向け冷静な相場形成を期待している。


掲載日:2024.05.13

第三十三ゆうべつ丸竣工

第三十三ゆうべつ丸。ブリッジは中央からおもてに替え大型化した


 湧別漁協のホタテけた引自営船「第三十三ゆうべつ丸」が竣工した。中央ブリッジからおもてブリッジに変更し、船体を大型化したことで機能性・安全性が格段に向上。前方のサイドスラスターで八尺巻き揚げ時の船体調整も容易となった。竣工式で阿部俊彦組合長は元請け・建造元に敬意を表し、乗組員には「安全操業に努め一丸となって作業に当たってほしい」と要請。近く稚貝放流から本格稼働する。


掲載日:2024.05.13

陸奥湾半成貝、水揚げ苦戦

半成貝の荷揚げ作業(5月9日、茂浦漁港)


 4月に始まった青森県陸奥湾の半成貝出荷は、5月中旬からようやく本格化する。昨年の高水温に伴う分散後のへい死が増加したことに加え、収容しているパールネットにユウレイボヤが大量付着したため半成貝の成長不足が散見。4月末水揚量は前年同期比65%減の1760トンと苦戦を強いられている。


掲載日:2024.04.29

ボイル生産倍増も消化進む


 ボイルホタテの2024年生産量が昨年の2倍近い見通しとなる中、NET800グラムで蔵前千円弱の安価設定が現実的な相場となり、国内バイヤーの注目度が高まっている。荷主や商社筋は「引き合いが強くショートしている」「シーズン前から使う意向を示していた量販店が昨年より多い」と説明。例年以下の歩留まりでサイズもワンランク小型だが、予想以上の反響にうれしい悲鳴を上げている。


掲載日:2024.04.22

渡島噴火湾加工貝水揚げ終盤


 渡島噴火湾6単協(長万部・八雲町・落部・森・砂原・鹿部漁協)で加工貝の水揚げが終盤に入った。4月13日時点の水揚量は前年同期比3%減の3万5千トン。計画達成率は74%。日産数量は落部が370~380トン、長万部、森が約200トンなど。浜値は八雲町、砂原、鹿部の入札がキロ200円台前半、長万部、落部、森の値決めは200円。いずれも昨季の半値に落ち込んでいる。


掲載日:2024.04.15

ベトナム加工の道産ホタテ販売

応援隊や開発ストーリー、「さかなの日」の掲示とともに販促したフェアの売り場


 関東甲信越でショッピングセンターチェーンを展開する株式会社ベイシア(群馬県前橋市)は3~7日、スーパーマーケット「ベイシア」116店で「ホタテ応援フェア」を開催した。ベトナムで殻むき加工した北海道産ホタテを販促するもので、原料は株式会社フーディソンから供給を受けた。中国による日本産水産物の禁輸が続く中、水産業界を応援したいという思いで着手したフーディソンの取り組みに同社も賛同。水産庁が制定する「さかなの日」とも連動し、さまざまなアイテムで売り場を盛り上げた。


掲載日:2024.04.08

ホタテ生産能力増強-森町砂原の澤田水産-

「イータマックス冷凍システム」を採用した連続式急速凍結フリーザー


 森町砂原の株式会社澤田水産(澤田光社長、電話01374・8・2162)は、対米HACCPの認定取得に向け、ホタテ加工施設・設備の整備を実施した。原貝の1次処理工場や包装・梱包室を大幅に改修し、衛生管理を強化。併せて凍結設備の低温化や処理能力の増強を図った。国内や既に輸出に取り組んでいる東南アジアなどでの商品力向上に加え、米国など海外販路の拡大を目指す。


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