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新聞記事

秋サケ一覧

掲載日:2019.02.25

岩手の秋サケ回帰1.5倍


 岩手県の定置漁業講習会が21日、花巻市で開催された。今季の秋サケ回帰(1月末351万尾、前季同期比146%)について4歳魚に支えられたとの見方が示され、漁獲の南北格差拡大では水温の差による影響が示唆された。来季の回帰は316万尾程度と予測され、「1割減」の見込みとなる。


掲載日:2019.02.25

イワシ・サバ漁業転換への支援事業創設など要請


 ロシア200カイリ内でのサケ・マス流網漁禁止に伴う代替漁業でサバ・イワシ棒受網漁への転換に取り組む漁協・漁業者で構成する「根室市さば・いわし漁業連絡協議会」(会長・小倉啓一歯舞漁協組合長)と、「厚岸地域プロジェクト協議会」(会長・川崎一好厚岸漁協組合長)は、国や道などに対し、新たな国の支援事業創設などを要請した。
 サケ・マス流網漁からサバ・イワシ棒受網漁への転換は、2016年度から国のもうかる漁業創設支援事業で実証事業を実施。花咲港を水揚げ拠点とする根室、歯舞、落石、根室湾中部、広尾、大樹、日高中央の7漁協計16隻と、厚岸港を水揚げ拠点とする厚岸漁協の3隻が操業してきた。


掲載日:2019.01.21

釧路市の北海食品、いくら アジア市場開拓

厚生労働省の対米HACCP認定を取得したいくら・すじこ専用の第3工場


 釧路市の魚卵メーカー・北海食品(株)(佐久間章社長、電話0154・57・2339)は、アジアなど海外市場へのいくらの輸出に乗り出している。昨年1月末にいくら加工で厚生労働省の対米輸出水産食品取扱施設の認定を取得し、新規取引先の獲得に加え、自社独自の直接ルートも確立。今後も需要伸長が見込まれるアジア圏を中心に海外戦略に取り組んでいく。


掲載日:2019.01.21

サケ定置業・新生、高圧洗浄機を導入

ひやま漁協の新規サケ定置業者が導入した高圧洗浄機


 ひやま漁協貝取澗地区のサケ定置業者・合同会社新生(猪股勝也代表)は昨年11月下旬に高圧洗浄機を導入した。道漁連購買部に発注。耐久性の高いヤンマー製のディーゼルエンジンと和歌山県の中央工業(株)製高圧洗浄ポンプを組み合わせた。来年に本格操業するサケ定置の洗浄作業で活躍する。


掲載日:2019.01.01

北洋物業会「道産品もしっかり売る」

 豊洲市場の仲卸で鮭鱒、魚卵、冷凍物を中心に扱う業者で組織する北洋物業会。築地時代、かつては80社ほどあり、場内でも多数の業者を抱える団体だったが、今では20社ほどに。扱う魚種もかつて中心だった道産品から、輸入品、養殖物が主軸になるなど変化の途上にある。新たな舞台で商いをスタートさせた業会各社の姿を追った。


掲載日:2019.01.01

MEL国際標準元年に

MELが国際認証への題材とした北海道の秋サケ定置網漁の荷揚作業

 東京五輪・パラリンピックが近づき、水産物輸出にもエコラベル認証が求められる中、業界ではその認証取得の動きが盛んになっている。世界に数ある水産エコラベルの中で日本で誕生した「MEL」が今年、国際標準の規格を持つ認証として認められる見通しだ。これまで北太平洋、北大西洋の漁業が国際標準の主流として位置付けられてきたが、日本の水産業の多様性を反映した基準がいま世界に向けて発信されつつある。


掲載日:2019.01.01

道総研が潟湖のサケ稚魚成育場活用を検証

 低迷が続く道東太平洋地域の秋サケ資源の早期回復に向け、道総研は沿岸域に比べ水温が高く、餌も豊富な潟湖(せきこ)を稚魚の成育場に活用する研究開発に取り組んでいる。2017、18年の調査では水温、水質、餌生物量といった好適な環境特性を備え、その条件下で稚魚が成長し、沿岸域が適水温に到達した時期に降海した状況を確認。今年以降も調査を継続し、初期生活期の生残率向上につながる新たな放流方法の確立を目指す。


掲載日:2019.01.01

秋サケ回復軌道、15年級の回帰が焦点

 平成に入って2番目の低来遊となった昨年(2018年)の北海道の秋サケは、5年魚(13年級)が極度に少なく、一昨年に3年魚での回帰が多く期待された4年魚(14年級)も7年以降10カ年平均の8割程度となった。一方、3年魚(15年級)は10カ年の平均並み。また、魚体サイズは平均目廻りが1998年以降で最小となり、成長停滞の要因解明と来季の回帰動向が注目されている。


掲載日:2018.12.17

道内秋サケ 昨年に次ぐ不漁・高値

 北海道の秋サケは約6万トンと、極度の小型化も相まって昭和50年代に逆戻りした大不漁の昨年比約2割増にとどまる低水準となった。一方、魚価は異常高騰の昨年の反動で34%安。製品の消流は価格の下方修正で売り場回復の兆しもみられるものの、空前の豊漁となったロシア産が下をくぐる状況。来期に向け資源構造に不安を抱えるとともに、親子とも各種販路の確保が引き続き懸案となる。


掲載日:2018.12.17

青森秋サケ 太平洋・津軽海峡、終盤へ

ピークを過ぎた青森県の秋サケ(10日、三沢市場)

 青森県太平洋側と津軽海峡の秋サケは、漁のピークを越えて水揚げが減り始めた。11月下旬から12月初旬に盛漁期を迎えた地区が多く、漁獲は地域によりばらついた。太平洋の白糠が好調だ。


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