電子版 電子版サンプル

新聞記事

北海道一覧

掲載日:2018.09.03

道東サンマ 不振の昨年上回る出足

 大型船の解禁で本番を迎えた道東沖のサンマ漁は、不振の昨年を上回る滑り出しとなっている。漁業情報サービスセンター道東出張所によると8月28日現在の道東4港(花咲・浜中・厚岸・釧路)の水揚げは前年同期比37%増の5231トン(延べ隻数22%減290隻)。1隻当たりで8割増の18トン。太った魚体が多い。浜値は弱含み。


掲載日:2018.09.03

釧路市漁協総合流通センター ワンフローズン軸に

マイワシの刺身用フィレー

 釧路市漁協総合流通センターは、道東産青魚の商品開発に力を入れている。主力のワンフローズンフィレーは、特にマイワシ製品の製造販売が伸長。大手生協宅配のPB商品にも採用され、今季増産を計画している。


掲載日:2018.09.03

オ海ホタテけた引 8月末17万トン、7割消化

日産ノルマを抑え操業している網走漁協の水揚げ作業(8月20日、網走港)

 オホーツク海のけた引は、北部、南部合わせ8月末で17万トンを水揚げし当初計画の約7割に達した。北部は宗谷、猿払村が3万トン、枝幸が2万トン超え、南部は紋別、常呂が1万7000トン。8月前半のアソートは北部が3S、南部が4S、5S中心、歩留まりは北部が11%前後~12%台、南部が12%前後~13%台。浜値はキロ平均100円台中盤で推移している。


掲載日:2018.09.03

香深漁協ホッケ、夏は低調

夏場に水揚げが落ちたホッケ(8月24日、元地漁港)

 香深漁協のホッケ刺網は、夏場の水揚げが低調に推移している。第五十八昇運丸で操業する赤坂正伸ホッケ刺網部会長は「春はなんぼか獲れたのだが・・・。船に乗って14、15年。こんな悪い年はない」と嘆く。


掲載日:2018.09.03

道ぎょれん会取引懇 卸・商社が意見交換

 道漁連は8月29日、道産魚介類を取り扱う取引先でつくる「道ぎょれん会」の秋季取引懇談会を、東京都内で開いた。札幌や関東地区の卸や商社など約160人以上が参加。秋サケ、いくら、ホタテの商戦展開を意見交換した。


掲載日:2018.09.03

礼文 天然コンブ繁茂、採取続く

干場に天日干しした天然コンブ(23日、須古頓漁港)

 礼文島の天然コンブは全般的に繁茂良好で、自由操業での採取が続いている。着業者は「漁場にはまだコンブがある」と言い、今後の上積みに意欲を見せる。


掲載日:2018.09.03

網走漁協の釣きんき 一時キロ1万円超え

1箱8尾主体のキンキ(8月21日、網走地方卸売市場)

 網走漁協のキンキ延縄は夏場の平常時で1隻50~60箱を出荷している。盛漁期と比べ3分の1程度で、日産も減船が響き昨年以下の水揚げ。浜値は3キロ発泡6尾入れが一時キロ1万円超と堅調。このため金額は減産分を補い昨年並みに推移している。


掲載日:2018.08.27

秋サケ国内外マーケット奪還を

 北海道の秋サケ定置が30日開幕する。今季の来遊予想は平成以降最低だった昨年の1.8倍で、10万トン前後と低水準ながら5年ぶりの増産見通し。製品の消流は生産量の大幅減少、高コストで競合する輸入物が売り場を浸食、消費が大きく落ち込んでいる。秋サケ商戦の展望、流通対策の重点などを道漁連販売第二部の鳥毛康成部長に聞いた。


掲載日:2018.08.27

網走、本分散始まる 成育良好、サイズ大きめ

 網走漁協で稚貝の本分散が始まった。今年は付着量、成育状態ともに良好で昨年より大きいサイズを確保。作業も仮分散から順調に進み、21日に始まった本分散は9月上旬に終わる予定だ。
 専業7軒、兼業6軒の13軒が着業。前浜の地まき用に1億8千万粒、外販で1億2千万粒、計3億粒を生産している。仮分散を8月前半に終え、本分散が順次スタートしている。


掲載日:2018.08.27

シーフードショー盛況/道ブランド品も堂々出展

 第20回ジャパン・インターナショナル・シーフードショーが22日から3日間、東京ビッグサイトで開かれた。国内外の魚介類や加工品、機器資材、漁業技術などが多数出展し、食欲をかき立てる試食提案には人だかり。輸出拡大やHACCP関連セミナーも連日開催して今後の事業展開を後押し。海外バイヤーとのマッチングやメディア招致も強化したこともあり、例年以上に国際色豊かな展示商談会となった。


アーカイブ
カテゴリー
RSSフィード

このページのTOPへ戻る