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新聞記事

加工流通一覧

掲載日:2018.03.19

南三陸の及新、めかぶ新商品開発

ちょいたしめかぶ。細切りとたたき

 (株)及新(南三陸町)はめかぶの新商品「ちょいたし めかぶ」を開発した。スパウトパックを採用した新形態で、数回に分けて使用するケースを想定。汁物や麺類に「ちょっと」トッピングする利用を訴求し、食卓に上がるシーンの拡大を狙う。単身向けの個食や食べ切りタイプが増えている中、差別化した形態として注目を集めそうだ。


掲載日:2018.03.19

針なしインジェクター導入、ブリなど新たに商品展開

魚専用に開発したニードルレスインジェクター

 羅臼町の(有)ヤマニシ西家商店(西家祐一社長、電話0153・88・2013)は、針を使わず、金属異物混入リスクのない調味液注入機「ニードルレスインジェクター」を森工場に導入、ソウハチ、ブリを皮切りに塩水加工の新たな商品展開に乗り出した。身がふっくら、生臭みのない仕上がりなど商品の特長、生産の効率化による低コストでの供給が評価を得て、大手食品卸の販路を獲得。さらに商品アイテムの拡充を進めている。


掲載日:2018.03.19

弁天かき、都心で発信/本格流通を期待

 厚岸町の公認を受け、産地からのルートを確立、特産品など海山の幸を提供する「ご当地酒場」の役割を担う「カキ酒場 北海道厚岸」(運営(株)funfunction)。2シーズン目を迎えた新ブランド「弁天かき」は同店でもメニューとして並び、その存在感を着実に浸透させている。都心で味わうには限られている状況とあって、その名をアナウンスする最前線の店舗として営んでいる。


掲載日:2018.03.12

札幌のソナトキアプロジェクト 天塩の水産売り込み

 道産食材の卸・加工・商品開発・コンサルティングなどを手掛ける札幌市の株式会社ソナトキアプロジェクト(佐藤直樹社長、電話011・788・9258)は、天塩町で水揚げされる水産物の消流拡大に取り組んでいる。地元の漁業者と連携し、昨年はホッケの山漬け=写真=を商品化。今年も市場に出回っていない新規軸の水産品を打ち出し、地域の活性化を後押ししていく構えだ。


掲載日:2018.03.12

マルヤナギ小倉屋 だし教室に力  

 【神戸】株式会社マルヤナギ小倉屋(神戸市、柳本一郎社長、電話078・841・1456)は一昨年から、教諭や地域団体などを対象としただし教室を開催している。同社社員が講師を務め、昆布の種類や特長、健康効果を解説。だしの試飲を通しうま味の相乗効果も体感してもらい、昆布や天然だしへの関心を高めている。


掲載日:2018.03.12

後志3町村の地域商社・キットブルー ナマコ製品を試験販売

 後志管内、神恵内・岩内・泊の後志3町村産の販路拡大を担う地域商社の株式会社キットブルー(社長・池田幸雄神恵内村副村長)は6日、札幌市のホテル札幌ガーデンパレスで設立・事業報告会を開いた。ナマコ、ウニを中心に販路開拓を進めており、特にナマコは開発した乾燥品、機能性成分を生かした美容ジェルなどのテスト販売・マーケティングを開始。今後の製品開発、本格販売につなげていくことなどを示した。


掲載日:2018.03.05

極洋食品塩釜工場 生産の「見える化」実証

 株式会社極洋はグループ会社・極洋食品㈱の塩釜工場=写真=で水産加工品の生産工程の「見える化」に関する実証実験を実施。その結果、生産効率の向上につながる効果を得たとしている。NECソリューションイノベータ株式会社や東北大学大学院工学研究科らが協力。今後も実証を続け、生産現場の効率改善や熟練者の技術の継承、生産工程の省人化を図り、持続可能な水産加工品業の実現をめざす。


掲載日:2018.03.05

兵昆の招待商談会 9億4790万円の大商い

 【神戸】兵庫昆布海産株式会社(神戸市、中山俊社長)は2月23日、有馬温泉の兵衛向陽閣で「第64回春の招待商談会」を開いた。例年同様に全国の加工流通業者ら約100人が参集。出来高は9億4790万円。過去最高だった昨年を1%下回ったものの、史上2番目となる大商いとなった。


掲載日:2018.03.05

イオン チリ産白身ヒタチダラ発売

 イオンリテール株式会社は1日、本州・四国の「イオン」「イオンスタイル」全400店舗でチリ産「ヒタチダラ」(メルルーサ・オーストラリス)を発売した。マダラの代替として訴求する。高まる“代替魚”需要の中、新たな魚で日本の魚食文化を切り開きたい考え。白身魚“パンガシウス(バサ)”(本紙2月26日付1面)に次ぐ新提案として位置付けている。


掲載日:2018.03.05

シーフードショー大阪 水産機器も充実

全国各地の水産現場に普及している高速魚体処理機

2月下旬に開かれたシーフードショー大阪では、水産加工などの機器資材の出展も充実、企業担当者がパンフレットを手に特長や導入後の利点を来場者に説明した。
 地元大阪の株式会社タダシ製作所(電話06・6573・0453)は、高速魚体処理機「中骨取り開き腹骨取り機」を紹介した。イワシをはじめサンマ、アジなどに対応。毎分120~200尾の高速処理を実現した。


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