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新聞記事

ホタテ一覧

掲載日:2016.07.04

ホタテ稚貝、順調に付着

八雲町漁協で調査した稚貝。イガイが多いという

 道内各海域の稚貝付着状況は概ね順調のようだ。噴火湾は八雲町漁協で34万個と多く付着。留萌地区やオホーツク海でも例年並み。サイズは全般に大きめだ。
 留萌地区は、苫前沖の5月~6月末累計付着数が1袋当たり7千個。昨年の5千個と比べ多く、留萌地区水産技術普及指導所では「例年並みかそれ以上」と説明。5月前半の付着が多いためサイズは「大型が多い傾向」という。採苗器の回収は7月中旬以降と話す。


掲載日:2016.06.27

留萌管内 韓国向け活貝弱含み

昨年並みの出荷が予想される韓国向け活貝の積み込み作業(17日、臼谷漁港)

 韓国向け活出荷が増加している留萌管内では、ことしも夏場の需要期を前に相当量が輸出され、円高急進の影響も絡み浜値はキロ400円台から300円台後半に下降した。原料不足のため道内加工筋にも進んでいる。


掲載日:2016.06.20

道ほたて振興協総会 販促強化方針決める

 道ほたて漁業振興協会(阿部滋会長)は本年度、近年の輸出主導型の価格形成で縮小した国内消費の回復対策を強化。併せて海外での販促活動を含め輸出促進に取り組む。生産基盤整備対策で道総研と連携し、漁場のハザードマップ(被害予測図)を作成する。16日の通常総会で決めた。


掲載日:2016.06.13

陸奥湾 2カ月で年間計画半分達成

野辺地町漁協の成貝水揚げ作業

 青森県漁連がまとめた4~5月陸奥湾ホタテ水揚量は、前年同期比24%増の4万2056トンとなった。引き合いが強く高値張り付きで金額は同70%増の68億5812万円(税抜)に伸長。数量、金額とも年間計画の半分に達した。加工処理割合はボイルが昨年を下回り冷凍が10ポイント増加している。


掲載日:2016.06.06

講演 道漁連営業第一部長 大谷内 優氏

 5月25日に札幌市内で開催された第22回全国ホタテ大手荷受・荷主取引懇談会で、道漁連の大谷内優営業第一部長が「ほたての生産・流通動向等について」と題し講演した。今季のオホーツクは歩留まり、アソートが良好で玉冷が昨年並みの生産量となった場合、輸出・内販合わせ2万トンの消化を想定。ボイル販売は陸奥湾産ベビーの増産も予想され苦戦を強いられる可能性に言及した。


掲載日:2016.05.30

ホタテ新物商戦へ 全国取引懇談会開く

 ホタテの新物商戦を展望する道水産物荷主協会(宮崎征伯会長)主催の第22回全国ホタテ大手荷受・荷主取引懇談会が25日、ロイトン札幌で開かれた=写真。北海道産の水揚げが過去最低水準で減産高値の状況下、ボイル消費は増産した陸奥湾産の仕向け次第で左右されると指摘。玉冷は高歩留まりの気配で昨年並みの生産量を確保した場合、内販の荷動きは鈍いことから輸出で昨年を上回る1万2000トン以上となることに期待が寄せられた。


掲載日:2016.05.30

岩手県南部のホタテ 採苗、必要量確保か

 岩手県南部のホタテ採苗は、浮遊幼生(ラーバ)の付着が確認されつつあり、必要量を確保できそうだ。吉浜漁協では幼生観測から難しいと思われたが、1袋当たり400~700個の付着となっている。


掲載日:2016.05.23

オ海けた引 全域で歩留まり上昇

 ことしのオホーツク海けた引は、北部で高かった歩留まりが南部でも上がり始め、全域で高歩留まりになるものとみられる。本操業は大半が6月以降。計画量は過去最低水準の18万トンを試算している。


掲載日:2016.05.23

宮城県のホタテ 女川でへい死増加

 宮城県女川町でホタテ半成貝新貝の水揚げが一足早く活発化し、へい死や変形の増加が確認され懸念が深まっている。北海道日本海側から昨秋移入、耳づりし、大半の産地の貝が耳づり当初に死滅したり変形につながったとみられている。連ロープによっては垂下の半数に及び、これまでにない事態のようだ。


掲載日:2016.05.16

オ海本操業始まる 猿払、過去最高水準の300円

 オホーツク海のけた引漁は、猿払村漁協が4月に本操業を開始した。1隻3トン前後で始まった日産ノルマは5月11日から8トンにアップ。歩留まり12%、アソートM・S・3Sと上昇しており、値決めは過去最高水準のキロ300円を付けた。


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