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新聞記事

ホタテ一覧

掲載日:2016.10.17

オホーツク北部 進ちょく率9割以上

進ちょく率93%に達した枝幸漁協の水揚げ(8月)

 終盤戦に突入したオホーツク海北部のけた引は、10月中旬で4単協とも進ちょく率9割以上となった。猿払村は99%でほぼ達成、宗谷は114%で計画超え。宗谷、頓別は10月後半に終漁する予定。


掲載日:2016.10.10

留萌で本分散開始 成長進み作業も順調

分散作業が順調に進んでいる稚貝

 留萌管内では稚貝の本分散が全域で始まっている。増毛、羽幌、苫前地区は序盤、臼谷、鬼鹿、遠別は6~8割程度の進ちょく状況。成長は昨年より良く作業も順調に進んでいる。


掲載日:2016.10.03

噴火湾台風被害 来春出荷分など7800トン

根尾、耳づりなどがだんご状に絡まった落部漁協の養殖施設(9月、落部漁港)

 8月末の台風10号による噴火湾のホタテ脱落被害は、8単協合わせ7800トンに上った。このうち来春に出荷する予定だった加工貝は約5400トンの見込み。森は加工貝、八雲町は3年貝を中心に各2000トンが脱落している。今年はへい死の発生割合も異常に高く、来季は大幅な減産を余儀なくされる。


掲載日:2016.09.26

オ海南部けた引 3単協が1万トン超え

湧別漁協のホタテ水揚げ作業(21日、湧別漁港)

 オホーツク海南部のけた引は、9月15日現在で紋別、湧別、常呂の3単協が1万トン超え。進ちょく率は大半が7割以上となった。各単協ともペースを抑え操業している。


掲載日:2016.09.19

渡島噴火湾 近く本分散開始

シケで大幅に遅れた長万部漁協の仮分散(5日、静狩漁港)

 8月に連発した台風の影響で、かごの脱落や稚貝の流出、変形が懸念される中、渡島噴火湾の各単協は、近く稚貝の本分散に入る。長万部では作業がずれ込み依然、仮分散を継続中。今後もシケが増える時期だけに漁業者の危機感は強まっている。


掲載日:2016.09.12

4連続台風、漁業に大打撃

根尾、けた、耳づりが絡まった八雲町漁協の施設。ショベルカーで出荷前の3年貝をそぎ落としている(7日、八雲港)

 8月16日から31日にかけて上陸・接近が相次いだ4つの台風は、本道水産業に大きな被害をもたらした。大シケで養殖ホタテは脱落・流出し施設も損壊。高波でコンブ干場の砂利が流出したほか、河川から次々と流木が流れ定置漁場に漂着した。5日現在で7、11、9号による水産被害は176件1億5400万円。10号では634件に上る。道漁協系統5団体などは6日付けで「北海道水産被害合同対策会議」を設置。復旧に向けた支援対策を道などに要請した。


掲載日:2016.09.12

後潟漁協 潜水で天然貝採取

5年貝サイズまで成長している天然貝の計量作業

 後潟漁協は今年、潜水による天然貝の水揚げを始めた。採取するダイバーは1日最大5人。8月1カ月間で終漁し水揚量は18トン。来年から本格操業に入る。


掲載日:2016.09.05

陸奥湾ホタテ新貝/順調に終盤へ好成長で出荷ずれ込む

新貝の出荷作業。好成長で水揚げがずれ込んだ(8月22日、稲生漁港)

 青森県陸奥湾で7月に始まった新貝の出荷が終盤に入った。昨季同様にへい死が少なく好成長。現時点の水揚げは大半が平内町漁協で、9月前半までに終漁する予定だ。
 耳づりの新貝出荷は7月に始まり、例年8月中旬ごろに終えるが、ともに好成長だった半成貝の出荷がずれ込んだことも影響し9月まで続いている。出荷量は1軒当たり日産1トン程度だが、ことしは北海道の減産で引き合いが強く無制限となり、多い漁業者は4、5トンを出荷している。


掲載日:2016.09.05

大量へい死の噴火湾8単協/台風10号被害と合わせ国に支援要請

 噴火湾全域で発生している耳づり貝の大量へい死を受け、噴火湾8単協は近く、国に対し支援要請を行う。また8月末の台風10号で養殖施設が被災しており、復旧に向けた支援要請も合わせて行う考えだ。ことしは稚貝の成育が悪く、耳づりした本数は昨年より少ない中、原因不明のへい死が湾全域で大量に発生。来季の出荷量は、半減したことしの5万トンから、さらに半減する可能性も否定できない深刻な状況に陥っている。このため、へい死の原因解明に向けた調査や漁業者の運転資金などに対する融資を道、道漁連とともに要請することを決めている。


掲載日:2016.08.29

噴火湾養殖 来季、さらに減産か

渡島側で例年より多くへい死が見られた耳づり用の貝(6月下旬)

 噴火湾のホタテ養殖が深刻な状況に陥っている。今春に耳づりした貝のへい死が湾全域で多発しているため。半減したことしに続き、来季出荷量も大きく落ち込む可能性が高まってきた。


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