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新聞記事

ホタテ一覧

掲載日:2016.12.05

いぶり噴火湾 2年貝、大幅減産か

2年貝の出荷作業。B貝が例年より多い(11月28日、伊達支所)

 いぶり噴火湾漁協の2年貝は、へい死の発生が予想以上で、当初の出荷計画量を下回る可能性が高まってきた。出荷を始めている伊達、有珠の両地区では、耳づり1本の重量が悪い場所で例年の7~8割少ない生残状況に頭を抱えている。


掲載日:2016.11.28

玉冷輸出 円安追い風に好転か

 玉冷輸出に変化が見えてきた。為替相場の円安加速で、中国やEU向けの成約が多少進んでいるようだ。米国向けの動きは依然鈍いが「輸出環境は好転している」と話す関係者が大半を占めている。


掲載日:2016.11.21

オ海北部けた引 猿払村4万トン超え

なぎ数に恵まれ計画数量を超えた猿払村漁協のホタテ水揚げ作業(15日、浜猿払漁港)

 オホーツク海北部のけた引は、枝幸が11月26日まで、ほか3単協は18日までに終漁した。猿払村は15日現在で計画に対する進ちょく率が111%となり4万トン超え。枝幸も計画超えで最後の追い込みを掛ける。


掲載日:2016.11.14

湧別漁協、オートシェラーに原貝自動供給

パレットに投入するロボットハンド

 湧別漁協は、株式会社ニッコー(釧路市)製「オートシェラー」に原貝を送り込む自動供給ラインを、このほど役員など関係者に初めて公開した。選別などに微調整を残すものの、関係者は順調な仕上がりに好印象。作業員の大幅な負担軽減が期待される。


掲載日:2016.11.07

ホタテ半成貝入荷 当年貝は一部で死滅も

北海道産半成貝の耳づり(1日、越喜来)

 三陸のホタテ養殖で、北海道産半成貝(昨夏採苗)と当年貝(今夏採苗)の移入が始まった。岩手県の越喜来湾(大船渡市)に入った半成貝は殼長のばらつきが大きいものの9センチ前後中心、18キロ当たり250~280枚ほどと好成長。当年貝は分散した1浜で早くも死滅が見られるという。移入はまだ道内の一部産地の貝にとどまり、昨季と同様に遅れ気味だ。


掲載日:2016.11.07

玉冷輸出 米国、依然動かず

輸出同様、荷動きの鈍い内販向け玉冷製品

 米国中心の玉冷輸出は依然停滞している。道漁連によると9月末輸出量は4600トン。「10月以降例年のパターンで進んでも9000トン台」と厳しい見通しだ。「買い足しても1万トンに届くかどうか」という状況。仮に内販が昨年並みとしても期末在庫は5000トンを超える、ここ数年になかった大量繰越の可能性が現実味を帯びている。


掲載日:2016.10.31

オ海5単協、10月末で終漁

 オホーツク海沿岸のけた引は、北部の宗谷、頓別、南部の沙留、紋別、網走が10月末で終漁した。宗谷、沙留、網走は当初計画を達成、紋別は約4000トン及ばなかった。


掲載日:2016.10.24

道産激減 25万トン台か

 北海道内における今年のホタテ水揚量は、シケ被害などの影響で25万トン台に落ち込む見通しだ。玉冷、ボイルとも製品価格は高値基調。輸出停滞で下方修正したものの昨年来のペースにはほど遠い状況。依然として国内消費も伸び悩んでいる。来年の水揚量も低水準とみられ関係者らの不安が一層強まる中、今後の流通対策などを道漁連の大谷内優営業第一部長に聞いた。


掲載日:2016.10.24

タカミ 国内で販売・ライン設計

 欧米の食品機械を国内販売する株式会社タカミ(兵庫県西宮市)は水産加工向けの販売、ライン設計事業を強化する。水平切りスライサーや搬送装置を柱に置き、食肉関連で培ったノウハウを水産関連でも生かしていく。


掲載日:2016.10.24

貝殻有効利用と加工排水対策

出荷前のカキ養殖用原盤

 ホタテは食用以外の部位でも、需要拡大や規制が着々と進んでいる。貝殻はカキの原盤を中心に需要が伸びているほか、加工場では排水処理の規制が厳格化され、最新システムを導入する動きもある。


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