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新聞記事

北海道一覧

掲載日:2022.08.15

ギンザケ養殖、釧路で試験


 釧路市漁協や釧路市東部漁協など釧路市内4漁協、釧路水産協会、道総研釧路水産試験場、釧路市などで組織する釧路市養殖事業調査研究協議会(会長・檜森重樹釧路水産協会専務)とニチモウ株式会社の両者は、釧路港でギンザケの養殖試験を実施している。東港区北防波堤付近にいけすを設置し、7月20日に1キロサイズの中間種苗5千尾を投入。9月上旬から5回に分けて水揚げする。


掲載日:2022.08.15

網走のホテルでの重油漏れ、地元漁協対策協設置


 網走湖に近接する網走観光ホテルで今年3月、推定8千リットルの重油が漏れ出たことを受け、市や地元漁協は8日、「網走呼人地区重油漏れに関する対策協議会」を設立した。河川や湖内に流出した場合の漁業被害額は、秋サケやシジミなど単年度で65億円、長期的には227億円と試算され、ホテル事業者に対し重油の早期全量撤去を強く要請していく。


掲載日:2022.08.15

網走稚貝良好、量も確保

稚貝を入れた丸かごの一時保管。生存率が下がらないよう仮設水槽にはエアーを注入している


 網走漁協ほたて養殖部会は、6日から稚貝の分散作業を開始した。採苗器の付着量は例年並み、ふるいの目合いは2分~1分3厘で仮分散。着業者は皆、「十分確保できる」と話し、10日ほどで終了した後、盆明けから本分散に移行する。


掲載日:2022.08.15

網走合同定置漁業 第二十八北鱗丸が竣工

竣工した第二十八北鱗丸


 網走漁協所属・網走合同定置漁業(元角文雄代表ほか170人)の新定置船「第二十八北鱗丸」(19トン、アルミ)がこのほど竣工した。電子制御エンジンの搭載で燃費向上を図ったほか、船体の大型化、ブリッジの外板・内装などで操船性、作業性を重視。建マス漁から稼働を開始しており、秋サケ定置漁でも操業の効率化などで活躍が期待されている。


掲載日:2022.08.15

礼文島天然コンブ漁場で成育ばらつき

自由操業での採取が進む天然コンブ(8月9日、香深井地区)


 礼文島の天然コンブは自由操業で出漁、実入りや長さなど生育状況は漁場でばらつきがあり良質なものを探して採取している。ただ、総体的に来年採取対象となる若生いが厚く繁茂している一方、「今年のコンブが少ない」と着業者は口をそろえる。


掲載日:2022.08.08

道東沖マイワシ不振顕著-青魚特集-

マイワシの荷揚げ作業(8月2日、花咲港)


 道東沖のマイワシ漁が群れの薄さや餌不足などに起因するサイズの小型化で苦戦を強いられている。棒受網漁で操業する小型船と中型船の拠点港・花咲港の水揚数量が振るわず、漁業者に加え、根室市の水産加工業者も減産傾向を憂慮している。今年はサンマ漁の動向も見通しが立ちにくく、イワシ漁にかかる期待が大きいだけに、着業者は今後の漁模様に望みを託している。


掲載日:2022.08.08

歯舞夏コンブ繁茂薄く水揚げ船間差

乾燥のため干場にびっしりと並べられたナガコンブ(7月25日)


 歯舞漁協の夏コンブ漁が7月25日に始まった。採取対象のナガコンブは、渚中心に流氷で削られたこともあり総体的に繁茂状況は薄く好漁場に船が集中。水揚げは船間差があるという。


掲載日:2022.08.08

オ海ホタテ3S中心で高値基調

ホタテの荷揚げ作業(7月26日、紋別港)


 オホーツク海沿岸の7月末水揚量は、漁場造成を含め前年同期比11%減の16万2370トンとなった。計画達成率は56%。宗谷、猿払村、紋別が2万トン超え。日産数量は宗谷、猿払村が400トン台、枝幸、湧別、常呂が300トン台。歩留まりは12~13%台が大半、一部14%台まで上昇。組成は大型傾向となり大半が3S中心でSや2Sが続く。浜値はキロ平均200円台後半と高値基調だ。


掲載日:2022.08.08

羅臼刺網船の活じめ定着

活じめ後、海洋深層水できれいに洗浄、発泡に入れられたサメガレイ(7月29日、羅臼漁協市場)


 羅臼漁協の一部の刺網船は船上活じめ出荷に継続して取り組んでいる。ホッケやサメガレイなど多魚種で展開。第三十三千代丸で操業する石田一美理事は「長く続けてきたことでだいぶ浸透・定着してきた」と実感。野じめを大きく上回る価格に付くなど高い評価を得ている。


掲載日:2022.08.08

湧別マス小定置昨年より出足上々

順調に水揚げされるカラフトマス(7月28日、湧別漁協市場)


 湧別漁協のマス小定置が始まった。1カ統で70尾から多い日で150尾程度の水揚げ。浜値はキロ500円台前半と強含み。序盤は例年並みの漁模様でスタートしており、着業者は8月の盛漁期に期待を寄せている。


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