ホタテの新物商戦を展望する道水産物荷主協会(宮崎征伯会長)主催の第22回全国ホタテ大手荷受・荷主取引懇談会が25日、ロイトン札幌で開かれた=写真。北海道産の水揚げが過去最低水準で減産高値の状況下、ボイル消費は増産した陸奥湾産の仕向け次第で左右されると指摘。玉冷は高歩留まりの気配で昨年並みの生産量を確保した場合、内販の荷動きは鈍いことから輸出で昨年を上回る1万2000トン以上となることに期待が寄せられた。
一般社団法人日本食品機械工業会(林孝司会長)は6月7~10日、アジア最大級の食品機械・技術の総合トレードショー「FOOMA JAPAN 2016(国際食品工業展)」を東京ビッグサイトで開催する。
「超速鮮魚(登録商標)」と銘打って鮮魚の流通革命に乗り出している水産卸のCSN地方創生ネットワーク株式会社(東京都大田区、野本良平社長)。羽田空港内に仕分け・加工施設を構え、全国の生産者とネットワークを結び、水揚げから24時間以内に東京都内など首都圏の飲食店やスーパーなどに鮮魚を届ける。北海道でも紋別市に支店を開設し、仕入れ、販売の拡大に着手。5月から個人向け販売もスタートした。
計量・食品検査機・POSシステム開発・製造の株式会社寺岡精工(東京都、片山隆社長)は12、13日の2日間、札幌市のアクセスサッポロで展示会「2016年ニューバランス」を開いた。量販店、飲食店、食品工場などの人手不足解消や省エネなどに貢献する製品・システムを一堂に集結、提案した。
築地の荷受・大都魚類は、水産物の卸・小売を手掛けるベンチャー企業株式会社フーディソン(東京都中央区)が開発したクラウド型水産受発注システム「魚ポチPLUS」を導入、6月から本格的に運用する。
築地市場協会など市場関連業者と東京都は3日、ことし11月豊洲へ移転する築地市場への感謝を込めて「ありがとう、築地。築地市場まつり」を築地市場内で開催した。81年の歴史に幕を下ろす築地市場を惜しむとともに、新鮮でおいしい魚介類を求め約15万人が訪れた=写真。
吉川工業株式会社(福岡県北九州市)が製造販売しているウルトラファインバブル(UFB)発生装置「ナノ・フレッシャー(陸上型)(NF)」が、宮城県を中心に導入が相次いでいる。
漁協の女性部などによるライフジャケット装着の推進員「ライフガードレディース(LGL)」の誕生から、ことしで10年を迎える。宮城県漁協雄勝町東部支所(旧雄勝町東部漁協)の3人に始まったLGLは、現在全国29府県、170漁協の、3200人超と広がりをみせ、地道な活動で浜の男たちの装着意識を高めている。
東京・築地市場の毛ガニの消流は、日ロ密漁・密輸防止協定発効以降のロシア産減少など需給構造が変化した中、北海道産が浜値先行で、荷受は相場形成に苦戦している。
一般社団法人日本食品機械工業会(林孝司会長)は6月7~10日、アジア最大級の食品機械・技術の総合トレードショー「FOOMA JAPAN 2016(国際食品工業展)」を東京ビッグサイトで開催する。