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新聞記事

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掲載日:2024.02.19

種苗生産安定化667万円-道予算案-


 道は15日、2024年度当初予算案・23年度補正予算案を発表した。24年度一般会計予算案の水産関係分は279億7521万5千円で、23年度比4.8%減。公益社団法人北海道栽培漁業振興公社の種苗生産安定化に向けた防疫体制整備の取り組みに対する補助やスマート漁業推進の事業費などを新たに盛り込んだ。


掲載日:2024.02.19

秋サケ資源回復へ-検討会議設置


 近年低水準で年変動や地域間格差が大きい秋サケ資源の早期回復、ふ化放流事業の安定継続に向け、道水産林務部は試験研究機関や民間増殖団体の有識者で構成する「秋サケ資源対策検討会議」を設置した。8月末までをめどに4回開催し、減少要因の分析と効果的なふ化放流などを検討し、対策を取りまとめる。


掲載日:2024.02.19

えりものキンキン、日量や組成ばらつき

第十八伏見丸が水揚げしたキンキン(2月8日、えりも漁協市場)


 えりも漁協のキンキン(キチジ)刺網は漁場によって水揚げや魚体組成にばらつきがあり、東側漁場で操業する第八十八瑞雲丸の川上亮二さんは「例年に比べて良型も多い」と話す。漁は秋まで続くため、着業者は今後の好漁に期待を寄せている。 第十八伏見丸も1月中旬から操業し初水揚げは250~260キロ。型は漁場でばらつきがあり、水深400~450メートルで中サイズ、400メートル以浅では小や小小が主体という。


掲載日:2024.02.19

いぶりスケソ浜値は高値基調

スケソの荷揚げ(2月12日、登別漁港)


 いぶり中央漁協のスケソ刺網は、浜値が漁開始の10月から1月までキロ100円台と堅調に推移。一方、水揚げは終盤の2月に入り、下火傾向を示している。


掲載日:2024.02.19

羽幌カスべ好調

カスベの皮むき作業(2月7日、羽幌港)


 北るもい漁協で2軒が着業するカスベ刺網が好調だ。1軒当たり多い時は日量1トンの水揚げ。1尾ごと細割し皮をむいて出荷しており、浜値はキロ千~900円と好値を付けている。


掲載日:2024.02.19

宗谷漁協所属ホタテ船“カムイ”が竣工

十勝港で進水、安定した走りを見せたカムイ


 宗谷漁協所属のホタテけた引船「カムイ」が竣工した。船速と安定性を兼ね備えたほか、おもてブリッジで甲板を広くし作業性も重視した船体が特徴。また、稚貝放流などの積載時と風が強い地域性を考慮しサイドスラスターを船首に2台並列で搭載、離接岸などで高い推進力も確保した。9日に株式会社村上鉄工所で進水式を行い、船主ら関係者が安全操業を祈願した。


掲載日:2024.02.19

昆布購入額、富山市が2年連続首位


 総務省の家計調査によると、昨年1年間の1世帯当たり(2人以上)の昆布購入金額は、富山市の1681円(前年比7%増)が全国主要52都市の中で最も多かった。富山市の全国一は2年連続。昆布つくだ煮は、福井市が2207円(同16%増)で3年ぶりに首位となった。


掲載日:2024.02.19

「北海道とまりカブト」生存率9割超目指す


 泊村と古宇郡漁協が海面養殖に取り組む「北海道とまりカブトサーモン」は昨年11月にトラウトサーモン(ニジマス)の種苗約1万1800尾を投入し、今春には3期目の水揚げを目指す。昨年6月上旬の2期目の水揚げでは約12トンを出荷。生存率9割超。平均重量2.2キロだった。2023年度はいけす円型20メートル1基を増設し、4基体制とした。


掲載日:2024.02.19

渡島噴火湾加工貝、両貝出せず半値以下


 渡島噴火湾で加工貝(2年貝)の水揚げが始まった。6単協(長万部・八雲町・落部・森・砂原・鹿部漁協)のうち砂原、鹿部を除く4単協が2月前半で日産20~30トンペース。中国向け冷凍両貝が滞りボイル主体となるため単価安は必至の情勢。加工処理にも配慮し入札から値決めに変更する漁協もある。さらには成長不足も影響し、長万部は2月分がキロ120円と昨季の半値以下に下がっている。


掲載日:2024.02.19

新規出展多数、熱意あふれる商談へ-シーフードショー大阪-


 「第21回シーフードショー大阪」(大日本水産会主催)が21~22日、大阪市住之江区のATCホールで開催される。出展規模は230社(308小間)で、その約4割が大阪開催では新規の出展者によるもの。関西圏で新たな販路の獲得を目指しており、熱意あふれる商談に期待が高まる。


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