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掲載日:2016.03.28

東京タワーで魚フェス- しのぎ削る東西の海

人気の北海道ブース

 日本の魚の魅力を発信するフードイベント「魚フェス」が18日、東京タワー1階の特設会場で開幕、連日賑わいを見せている。会場を「東の海会場」と「西の海会場」に分けて開催。特に休日は各ブースとも長蛇の列をなし、人気を得ている。
 2回目の開催。東の海会場には、北海道、神奈川、静岡、兵庫、博多が出店。西の海会場には、築地、淡路島、鳥取、下関、佐賀の魚メニューが登場している。
 各ブースとも、「厳選三種盛り北海丼」(北海道)、「湘南しらすの三色丼」(神奈川)、「豪華絢爛とらふく刺盛り」(下関)、「名物ぶったぎり海鮮丼~炙り明太いくらのせ~」(博多)などのメインメニューのほか、バラエティ豊かなサイドメニューを提供。特に焼き料理は目の前で調理しており、来場者を目と鼻でも楽しませている。


掲載日:2016.02.15

スーパーマーケット・トレードショー盛況

 「蝦夷前寿司」ののぼりを掲げ、北海道産のすし種を前面に押し出した札幌市場の荷受・札幌中央水産のブース

 スーパーマーケットなど流通業界に最新情報を発信するプロ向けの商談展示会「第50回スーパーマーケット・トレードショー2016」が10~12日、東京都の東京ビッグサイトで開かれた。テーマは“創”ニッポン」。年々規模を拡大しており、今回は1918社・団体の出展。道内企業も多数参加し、全国のバイヤーらにこだわりの産物をアピール、商談を繰り広げた。


掲載日:2016.02.08

あかりみらい 電力完全自由化向けベストメニュー提案

 道内では泊原発の休止に伴い電気料金の値上げが2度繰り返された。冷凍冷蔵庫を抱える水産業界では莫大なコスト増に悩む中、省エネ・節電コンサルタントの株式会社あかりみらい(札幌市、越智文雄社長)はLEDの導入をはじめ多くの公共施設や大手企業などに確かなコストパフォーマンスを提案、実績を重ねてきた。稼働が特定の季節に集中する業界事情にも精通する。根室、釧路、函館の水産加工場も提案を採用している。越智社長に聞いた。


掲載日:2015.08.31

沿岸環境保全へ/アクリルタワシ普及、活動資金確保つなぐ

 古宇郡漁協神恵内地区女性部(蛯子智恵子部長)はことし、洗剤を使わず油汚れが落とせる「アクリルタワシ」=写真=の普及活動に乗り出した。仕事や家事の合間に製作し、村が運営する道の駅「オスコイ!かもえない」で販売。部の活動資金確保につなげていく。
 アクリルタワシの普及活動は、合成洗剤の使用削減による沿岸環境の保全を目的に、道内では厚岸漁協女性部が先陣を切った。同漁協女性部は2月に全道漁協女性部研修大会で、この研究結果を発表。神恵内地区女性部は「これなら私たちでもできる」と活動を開始した。


掲載日:2015.08.24

日昆の産地研修 視野広がり充実感にじむ

えりも漁協岬地区でのミツイシコンブ視察(7日)

 日本昆布協会(会長・田村満則ヒロコンフーズ株式会社社長)の第2回昆布産地見学交流会は、えりもでミツイシ、南かやべでマコンブの生産現場を視察、6日間にわたる研修は幕を下ろした。主産地を巡り、参加者は「生産現場を見て漁業者の話をじかに聞くことで見識が深まり、視野も広がった。この経験を商売に生かしたい」と充実感あふれる表情を見せた。


掲載日:2015.08.10

若手昆布商ら、浜で研鑚 主産地巡る旅 日昆が実施

リシリコンブの天日干し見学(4日、宗谷管内)

 日本昆布協会(会長・田村満則ヒロコンフーズ株式会社社長)は8月3~8日、昨年に続き2回目の北海道昆布産地見学交流会を実施した。若手中心に会員企業14社17人が参加し、稚内・宗谷を皮切りに羅臼、歯舞、浜中、釧路、えりも、南かやべの各主産地を訪問。漁業者らと意見交換し、増産対策や今季の採取状況を確認するとともに乾燥機や異物検出装置など各設備も視察、見識を高めた。初めて浜を回る若手社員もいて、生産現場を前に目を輝かせていた。


掲載日:2015.08.03

サンマ特集 今季の漁況・消費動向。取組や戦略は

 サンマ漁は8月中旬から全さんま所属船が出漁し本番を迎える。近年漁場の北偏・沖合化など漁獲動向は不安定だが、秋の味覚を代表する人気の大衆魚。本特集では今季の漁況見通しや消費動向、安定供給に向けた生産者・産地の取り組み、消費地の販売戦略などを紹介する。


掲載日:2015.06.22

一印旭川魚卸売市場・竹田社長に聞く 新会社の成長戦略

 札幌市中央卸売市場の荷受、丸水札幌中央水産㈱への事業譲渡で、4月1日に発足した新生・株式会社一印旭川魚卸売市場。道北の水産物流通拠点として顧客満足度の向上、道外マーケットへの販売拡大などを成長戦略に新たな一歩を踏み出している。竹田剛社長(56)に経営方針などを聞いた。


掲載日:2015.02.16

鍋料理アンケート 好きな具材「魚介類」

2月に入って寒さが厳しくなり、鍋商戦もピークを迎えている。水産新聞社は鍋料理に関するアンケート調査を実施。その結果、好きな具材は「魚介類」が多く、マダラやカキ、サケなどの定番が根強い人気だった。


掲載日:2014.10.13

岩手県北部イカ釣、トラブル解消/巻網との操業調整で

イカ釣船と巻網船が操業調整を行う海域

 岩手県北部沖で操業するイカ釣船は今漁期から巻網船と海域調整し、トラブルがなくなった。調整は、海域を3つに分け当日午後4時までにいずれか1海域を巻網側に連絡し、巻網船がその海域での操業を翌朝まで自粛(「特別配慮」)。問題なく3カ月が過ぎ、調整が奏功した形で6年に及ぶトラブルが収まった。
 同県のイカ釣漁業者と大中型巻網漁業者の操業調整は、双方の主漁期となる前の6月に水産庁が提示。同県沿岸漁船漁業組合(沿岸組合・志田惠洋組合長)と北部太平洋まき網漁業協同組合連合会(北まき・川本省自会長)が合意した。
 内容は、イカ釣側が規制を求めていた北緯40度以北の「短冊海域」をA、B、Cに3分割し、当日午後4時までに沿岸組合がいずれか1海域をイカ釣操業優先海域として北まきおよび水産庁に連絡。北まきは、この連絡を傘下の巻網漁船に通知し、当日の晩から翌朝までの操業で当該海域での特別配慮を指導する。


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