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新聞記事

水産業向け一覧

掲載日:2024.04.15

5月「北海道二海サーモン」合同会社設立

いけすでの給餌作業(4月9日、熊石漁港)


 ひやま漁協熊石支所サーモン養殖部会が熊石漁港で養殖に取り組む「北海道二海サーモン」は、八雲町との試験養殖の枠組みが今年の水揚げで終了し、5月にはひやま漁協熊石支所サーモン養殖部会の髙橋聖治部会長、佐藤茂樹さん、平井徳之さんの3人が「合同会社二海サーモン」を立ち上げ、養殖いけすを新設し出荷体制を再構築するなど本格事業に移行する。


掲載日:2024.04.15

北海道産マガレイ荷動き活発化-東京都・豊洲市場-

拡販に向けて動き出したマガレイ


 東京都・豊洲市場の北海道産マガレイ消流は相場が例年並みに落ち着いて荷動きが活発化している。荷受担当者は「特売を組む量販店が出てくる条件がそろった」と集荷に注力。仲卸業者は「序盤は卸値が高くて買えなかったが、最近の仕入れは安定し、顧客からの引き合いも出てきた」と商機を捉えている。


掲載日:2024.04.08

利尻島ニシン好調、浜に活気

ニシンの網外し(4月3日、鬼脇漁港)


 利尻漁協鬼脇地区にニシンが回遊し好漁に恵まれている。3日は多い着業者で約4トンに達し、操業した3軒合計で同8トンを水揚げ。4日は実質2軒で10.7トンとさらに日量が増えた。3日以降、鬼脇漁港付近などの沿岸で「群来(くき)」も確認され、浜は活気に包まれている。


掲載日:2024.04.08

石巻魚市場にトラウト2年ぶり入荷

石巻魚市場に2年ぶりに入荷し、選別される養殖トラウトサーモン


 宮城県の石巻魚市場に1日、県産のトラウトサーモン(ニジマス)が2年ぶりに入荷した。ギンザケ生産者の阿部郁也さん(有限会社グルメイト=本社・石巻市湊西=専務)が試験的に養殖した3トン。記録的な高水温が続く中、ギンザケより成長が早く、養殖期間を短縮できるトラウトへの関心は今後、買受人の間でも高まることが予想される。今季の入荷量は4月末までに計30トンを計画する。


掲載日:2024.04.08

福島町の水産種苗生産センターが竣工

ウニ中間育成で使う屋外水槽


 福島町(鳴海清春町長)が福島漁港敷地内に建設を進めていた「福島町水産種苗生産センター」が竣工した。老朽化していた既存2施設(コンブ種苗生産センター、ウニ種苗育成センター)の機能を統合、効率的な生産体制を構築し運営コストと管理負担を軽減。ウニ中間育成の機能も併せ持ち、基幹漁業である養殖コンブ(促成マコンブ)とキタムラサキウニの健苗生産と水揚げの持続化を図り、「つくり育てる漁業」の推進に注力していく。


掲載日:2024.04.08

昆虫から新飼料開発、ニジマス・ウナギ育成で高評価

開発飼料で育成したニジマスの刺身


 ニチモウ株式会社、日本農産工業株式会社、住友化学株式会社、昭和興産株式会社の4社は国内初となるフルーツフライ(ミバエの一種の幼虫)のミールを配合した飼料を共同開発した。開発飼料で育てたニジマスとウナギの試食会では参加者から好評を博した。魚粉の高騰で代替タンパク質の必要性が求められており、他魚種の飼料としての活用も検討していく。


掲載日:2024.04.08

留萌管内ニシン刺網、2単協シケ後に盛漁


 留萌管内のニシン刺網は、2月早々に好漁となった増毛漁協に続き4月頭のシケ後から北るもい、新星マリン漁協が上向いた。メスの数量は3日の北るもいが約30隻で17トン、新星マリンが約20隻で10トン。放卵直前の成熟した魚体が多くサイズも良型で、メスはキロ500円台と好値を付けた。


掲載日:2024.04.08

紋別漁協毛ガニ 流氷で10日遅れの開幕

毛ガニの荷揚げ作業(3月28日、紋別港)


 紋別漁協の毛ガニ漁は3月26日に水揚げが始まった。15日にかご入れしたものの、流氷などの影響により25日まで沖留め。初漁は大86キロ、中114キロ、小219キロを水揚げ。浜値は大が前年同期比6割高のキロ7800~7110円、中が6割高の7800~7200円、小が2.3倍の6510円と、全体的に高値で滑り出した。


掲載日:2024.04.08

最終実績1万2245トン-道内コンブ2023年度の格付-


 道水産物検査協会がまとめた2023年度の道産コンブ格付実績は、前年度比12%増の1万2245トン。5年ぶりに増産に転じたものの、前年度に次いで過去2番目に少ない低水準の実績となった。主産地別では釧路、根室の道東2地区が過去最低だった前年度を大きく上回り、渡島や日高、宗谷は前年度並みを維持した。


掲載日:2024.04.08

渡島噴火湾加工貝10%減2万1000トン


 加工貝の水揚げ最盛期となった渡島噴火湾は、3月下旬から6単協(長万部・八雲町・落部・森・砂原・鹿部漁協)合わせ日産千トン以上と増産体制に入った。3月末の累計数量は前年同期比10%減2万1千トン。計画達成率は45%。落部、長万部が日産300トン前後となった。一方、浜値は高値200円台で推移している。


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