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新聞記事

水産業向け一覧

掲載日:2019.10.07

岩手カキ、身入り遅れも高値

大船渡市漁協赤崎支所の殻付き(清水地区)


 岩手県産カキの水揚げが9月末、東京・豊洲など首都圏市場の販売に合わせ活発化した。昨シーズンに比べ、多くの浜で放卵が遅れ気味、進んだ浜でも身入り回復が遅れている。だが、1日の豊洲市場のむき身初売りでは小友産の大サイズ5万~4万5千円(10キロ値)など昨シーズンを上回る浜が相次いだ。殻付きは出荷産地が限られ、赤崎産の受注が好調スタート。


掲載日:2019.10.07

道漁連コンブ生産見込み過去最低に


 道漁連は、8月末時点での本年度道産コンブ生産見込みを1万2710トンとした。6月末に示したものから1000トン下方修正。2017年度実績の1万3260トンを下回り過去最低となる見通し。
 昨年度実績比で16%減、過去10年平均(2009~18年度)と比べると23%下回る。


掲載日:2019.10.07

オホーツク海建マス記録的不漁


 オホーツク海の建マス(カラフトマス)は記録的不漁となった。1999年以降続いていた奇数年豊漁・偶数年不漁の周期が入れ替わって今年は不漁年となるが、主産地・オホーツク管内が9月末現在で1200トン台と、平成以降最低だった一昨年をさらに下回り、昭和50年代の水準に落ち込んでいる。根室管内も昨年の2割と激減、宗谷管内は8割。浜値は昨年並みで、金額も昨年を大きく割り込んでいる。


掲載日:2019.10.07

岩手産コンブ繁茂好転、天然干し100トン超えへ

生産者に笑顔が見られる天然コンブの天日干し作業(1日、重茂漁協の音部地区)


 岩手県産天然干しコンブの今季生産が100トンを超えそうだ。過去3カ年は著しい繁茂不足で25~30トン程度の大減産が続いたが、今季は生産量の多い宮古地区の重茂、田老町両漁協の開口が好調。「まだ採れる。近年にないくらいいい」との声が聞かれる。高値が予想されることもあり、生産者の表情は明るい。


掲載日:2019.10.07

 利尻のホッケ、日網で高鮮度

ホッケを素早く選別機に乗せていく作業員(2日、雄忠志内地区)


 利尻漁協のホッケは投網後数時間で揚げる日網で操業、陸では自動選別機などを用いて作業をスムーズに進め高鮮度の魚を出荷している。


掲載日:2019.10.07

首都圏飲食店で福島県産鮮魚PR

当日提供された盛り合わせ


 福島県と福島県漁連は、首都圏の飲食店25店舗で県産水産物が食べられる「ふくしま常磐ものフェア」を10月1~15日と11月1~15日の全30日間開催する。県産品をPRし、販路と消費拡大を図る「福島県産水産物競争力強化支援事業」の一環。首都圏飲食店でのフェア開催は初。


掲載日:2019.10.07

宮古市場ようやく初サンマ

宮古市場前岸壁でのサンマ初水揚げ


 岩手県の宮古市魚市場で2日、サンマの今季初水揚げがあった。公海漁獲の12トンが700~600円で落札。昨シーズンに比べ1か月余り遅れた水揚げで、サイズ組成は140グラム未満主体と小さかったが、価格は2倍。買受人の継続的な水揚げへの期待を強くうかがわせた。


掲載日:2019.10.07

オ海北部ホタテ終盤、計画達成率86%

8月、頓別漁港でのホタテ荷揚げ作業


 終盤戦に入ったオホーツク海北部(宗谷、猿払村、頓別、枝幸漁協)の9月末水揚量は、漁場造成を含め11万9770トンとなった。計画達成率は86%。歩留まりは11~13%前後でアソートは2S・3Sまたは5S中心と二極化。浜値はキロ120円前後~170円前後と値幅が大きい。8~9月はシケにも悩まされたが、各組合とも順調な操業を続けている。


掲載日:2019.10.07

カニの疑似餌で誘うタコいさり

南さんのいさり


 地域や漁業者個人によって独自の工夫が見られるタコいさり。約60年着業する利尻漁協の南保さんは、カニの疑似餌を取り付けたいさりでタコを誘う。漁解禁を前に、針の手入れなど準備を進めていた南さんに漁具漁法を聞いた。


掲載日:2019.10.07

シシャモ漁始まる

シシャモの選別作業(1日、鵡川漁港)


 鵡川漁協のシシャモ漁が1日に始まった。初水揚げは約2トン。低調だった昨年初日に比べ約17倍と順調な滑り出しとなったが、組成は小ぶり。同漁協は「まだ始まったばかり。昨年も2日目が約1.3トンで、今年が取り立てて多いわけではない」と話す。


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