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新聞記事

2020年4月の記事一覧

掲載日:2020.04.27

「巣ごもり人」に魚食普及-FJがネット通販


 新型コロナウイルス感染症拡大の影響が水産業界にも及ぶ中、宮城県内の若手漁師らでつくる一般社団法人フィッシャーマン・ジャパン(FJ、本部・石巻市、阿部勝太代表)は、朝獲れの鮮魚を詰め合わせたセット商品のネット通販を開始した。石巻から直送される鮮度抜群の魚は下処理が施され、オンラインでさばき方を学べる特典付き。外出を控えて自宅で過ごす「巣ごもり消費」の需要を取り込み、魚食普及につなげたい考えだ。


掲載日:2020.04.27

留萌ニシン好漁 1軒3~4トンも


 留萌管内のニシン刺網が例年にないほど好漁している。地区間・日量に差はあるが4月頭から順調な水揚げ。マガレイの安値で着業船が増えたことも一因だが、北るもい漁協では1隻で日量3~4トンに上り「掛かり過ぎて網が裂けた」着業者もいる。一方、浜値はメスがキロ300円前後で推移。新型コロナウイルスの影響で数の子の輸入原卵の搬入が遅れ、前浜の相場は安定している。


掲載日:2020.04.20

羅臼のウニたも漁、7人が新規着業


 羅臼漁協のバフンウニたも採漁で今季、新たに7人が着業し、合計73人に増えた。同漁協によると、新規着業者を募ったのは16年ぶり。「高齢のため引退した漁家が多くなったことに加え、組合員の所得向上を目的に募集した」と話す。


掲載日:2020.04.20

渡島6単協加工貝今季2万8000トン前後か

加工貝の出荷作業。4月中旬で累計約2万5000トンに達した(2月、森港)


 終盤を迎えている今季の噴火湾渡島地区6単協(長万部・八雲町・落部・森・砂原・鹿部漁協)の加工貝(2年貝)累計水揚量は、当初計画をやや上回る2万8千トン前後となりそうだ。大半の漁家が4月末で終漁する見込み。同月中旬時点の水揚量は約2万5千トン、当初計画に対する達成率は9割を超えた。一方、3月末までキロ200円程度だった浜値は、歩留まり低下、流通停滞に伴い160円台まで下がっている。


掲載日:2020.04.20

福島吉岡ヤリイカ日量千箱以上の船も


 福島吉岡漁協の電光敷網でヤリイカがまとまった。福島地区では3隻が着業。そのうちの1隻、祥福丸の住吉国男さんは「3月に1週間ほど漁があり、4月上旬にまた獲れだした」と説明。多いときで千箱以上を水揚げ。「これだけの漁は久しぶり」と話す。


掲載日:2020.04.20

常呂町産業振興公社のホタテ貝殻粒状化施設が完成

完成したホタテ貝殻粒状化施設


 北見市常呂町の(株)常呂町産業振興公社(社長・髙桑康文常呂漁協組合長)が建設を進めてきたホタテ貝殻粒状化施設がこのほど完成した。ホタテ貝殻で製造する土壌改良材の粒状化事業は国内初。従来の粉末を粒状に加工することで農家経営の生産コスト削減や所得向上が期待できる。9月をめどに販売を開始、来年から本格的な生産体制に入る予定だ。


掲載日:2020.04.20

網走の毛ガニ小主体も水揚げ順調

毛ガニの荷揚げ作業。(10日、網走港)


 網走漁協の毛ガニ漁は1隻当たり日量200キロ台の水揚げ。組成は小主体だが「資源に不安を感じない」(着業者)スタートを切った。浜値は大・中ともにキロ7千円前後で始まったが、13日以降6千~5千円台に落ち着いている。


掲載日:2020.04.20

福島吉岡、促成の間引きが最盛期

促成の間引きコンブ。乾燥をポイントにやわらか昆布に仕上げる(14日)


 福島吉岡漁協で促成の間引き作業が最盛期を迎えている。シケによる大きな脱落はないものの、生育面は「例年に比べて遅い」と指摘する声もあり、着業者は今後の成長促進に期待する。


掲載日:2020.04.20

「水福連携」で障害者雇用、適性生かし貴重な戦力に


 宮城県石巻市雄勝町水浜の(株)海遊(伊藤浩光社長、電話0225・25・6851)は、地域福祉の向上に貢献しようと障害者の雇用を始めた。人手不足に悩む現場と、働く意欲のある障害者を結び付ける県の「みやぎの水福連携推進事業」を活用。伊藤社長は「この地域は働き口が少なく、障害者の就労は難しい。最初は地域貢献への思いのみだったが、まじめで仕事もしっかりできる。間違いなく貴重な戦力」と信頼を寄せる。


掲載日:2020.04.20

機器廃棄時のフロン回収徹底へ 。証明書導入、違反に直罰


 改正フロン排出抑制法(フロン類の使用の合理化及び管理の適正化に関する法律)が4月1日に施行され、業務用のエアコン・冷凍冷蔵機器(第一種特定製品)の廃棄時のフロン回収対策が強化された。違反に対する直罰化やフロンの回収を確認する仕組みの導入などが柱。


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