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新聞記事

2020年2月の記事一覧

掲載日:2020.02.10

水産庁の20年スケソTAC案 太平洋3万トン減


 水産庁は5日、2020年漁期のスケソ漁獲可能量(TAC)設定に関する意見交換会を札幌市で開き、太平洋系群について、19年比3万トン減の14万3000トンとする案を示した。一方、日本海北部系群は資源の回復傾向を踏まえ、17年以降続いていた過去最低枠より400トン増の6700トンを提示した。


掲載日:2020.02.10

札幌市の丸本本間水産×フーテックサービス 数の子通年消費の喚起挑戦

薫製オイルに漬け込んだ洋風数の子


 札幌市の丸本本間水産株式会社(梶原博之社長、電話011・756・3011)は、主力の数の子で通年消費の喚起に挑戦を続けている。食品コンサルタントを手掛ける札幌市のフーテックサービス株式会社(今直樹社長、電話011・375・7772)が開発した薫製オイルを使用し、新たに薫製オイル漬けを製造販売する。洋風の味付けで、パスタなど料理具材にも使える商品を提案。食シーンの拡大につなげていく。


掲載日:2020.02.10

気仙沼で加工機器展 人手不足補う先端技術


 宮城県水産加工機器展示会(県主催)が6日、気仙沼冷凍水産加工業協同組合の本部を会場に開かれた。水産加工業の人手不足が課題となる中、機器メーカー33社が省力化や人工知能(AI)、衛生などにスポットを当てた計70点余りを出展。訪れた加工業者らは各社のブースを回り、最新機器の特徴や使い方の説明を受けた。


掲載日:2020.02.10

ウニ蓄養・通年出荷へ 洋野町でシンポ


 岩手県の洋野町役場で2日、シンポジウム「洋野町で農山漁村の『いま』と『これから』を考える~洋野の海とウニ」が開かれた。特産品であるウニのブランド化を目指し、通年出荷を見据えた蓄養の事業化を検討している同町。配合飼料を用いた実証実験では「痩せウニ」の身入り改善が確認できた一方、海面での蓄養にはシケ対策などの課題も見つかった。これまでの実験成果を北海道大学大学院水産科学研究院の浦和寛准教授が報告した。


掲載日:2020.02.10

長万部漁協ナマコ ホタテ養殖施設内で増産

ナマコの荷揚げ作業


 潜水で漁獲している長万部漁協のナマコは、1月に日量180~200キロと順調な水揚げ。12月の岩礁帯からホタテ養殖施設内に移動したことで増産した。2月3日からは岩礁帯に戻り日量100キロ程度と例年並み。浜値は昨年12月から安値基調、前年同期の2割安で推移している。


掲載日:2020.02.03

北海道毛ガニ 1000トン割れの様相


 北海道の毛ガニは今年も漁獲量の低迷が続く。十勝・釧路西部が増産、日高も許容漁獲量が倍増となったが、釧路東部や主産地・オホーツクは資源状態の低下が深刻で、半分近くに減枠。全道で1000トンを割り込む可能性も懸念される。一方、価格形成をめぐっては昨年産の冷凍在庫は供給量が少なく一部サイズを除き消化されているものの、消流進度は鈍化。連年の価格上昇で需要先縮小の様相が強まっている。


掲載日:2020.02.03

オ海ホタテけた引 今年は31万1800トン計画


 オホーツク沿岸の2020年けた引水揚げ計画量は、前年実績比2%減の31万1800トン、当初計画対比で6%増となった。昨年同様、北部の宗谷、猿払村、南部の常呂が4万トン超の設定。12漁協中5漁協で前年実績超えの水揚げを見込んでいる。このうち3月から始まる漁場造成では1万6000トン以上の計画を立てている。


掲載日:2020.02.03

マツモト おつまみ昆布人気


 株式会社マツモト(堺市、松本紳吾社長)の「徳用おつまみ昆布」(内容量100㌘)=写真=が、インターネット通販最大手「アマゾン」の「おつまみ・珍味」部門売れ筋ランキングで上位をキープ、人気を集めている。
 アマゾンには5年ほど前から出品。現在とろろなど10品程度出品する中で、売れ行き好調なのが徳用おつまみ昆布。同社は「おつまみ・珍味部門で1位になったこともあり、ここ2年ほど上位にランクインしている」と話す。


掲載日:2020.02.03

上磯郡漁協 木古内の中村さん ホタテへい死続きでカキ養殖に参入

岩館さんが養殖するカキ


 上磯郡漁協木古内地区の中村一也さんは本年度からカキ養殖に新規着業。「まだ手探り状態」と言い、唯一営む岩館隆喜同漁協理事から年間の養殖の流れや技術を学び、初出荷を目指す。


掲載日:2020.02.03

厚岸漁協 養殖ワカメ回復

ワカメの収穫作業


 厚岸漁協の養殖ワカメの生産が順調に推移している。スイクダムシの付着で苦戦した昨季を踏まえ早期出荷に注力。生産額は昨年末現在で1000万円を突破、通期でも昨季を大きく上回る見通し。


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