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新聞記事

2019年7月の記事一覧

掲載日:2019.07.15

岩手産コンブ初入札、在庫払底し高値

入札前にコンブの出来栄えを確かめる買受人(県漁連北部支所)


 岩手県の養殖素干しコンブが高値でスタートした。宮古市の県漁連北部支所で9日に初入札が行われ、黒長切1万6590円など大半が1万6000円台で落札。昨年初回を14~25%上回った。品質の良さに加え、北海道産コンブの減産傾向に伴う在庫不足が価格上昇に拍車を掛けたとみられる。上場は重茂、田老町両漁協の計6228箱(1箱10キロ)。


掲載日:2019.07.15

日定協 新会長に中村道定協会長


 日本定置漁業協会は10日、東京都内で今年度定時総会を開き、2018年度事業報告、19年度事業計画を承認した。任期満了に伴う役員改選では、新会長に北海道定置漁業協会の中村憲二会長を選任した。


掲載日:2019.07.15

北見管内組合長会と北見工大 水産業活性化へ連携協定


 北見管内漁協組合長会(会長・阿部與志輝佐呂間漁協組合長)と北見工業大(鈴木聡一郎学長)は8日、水産資源の活用促進や共同・委託研究などの交流を図る包括連携協定を結んだ。人材育成・雇用創出、技術支援などオホーツクの基幹産業・水産業の課題解決や活性化に協同で取り組むことで地域創生を目指す。


掲載日:2019.07.15

長万部ウニ潜水漁始まる バフン身入上々


 長万部漁協のウニ潜水漁が始まった。資源量に不安はなく例年並みの水揚げ。エゾバフンは昨年より身入りが良く、前年比1.5倍の好値でスタートした。


掲載日:2019.07.15

岩手ホタテ採苗 大半は必要量確保か

気仙地区ではコツブムシの混入抑制対策として採苗器の外網で細目が増えた


 岩手県のホタテ採苗は浮遊幼生の付着がほぼ終わったとみられ、8月ごろからの分散で必要数量を確保できる見通しの地区が大半だ。ただ、気仙地区ではコツブムシによる稚貝食害への警戒や、付着種苗のサイズ懸念がきかれ、種苗の移入を模索する地区が出てきそうだ。8~10日、地種の割合が高い漁協を中心に回った。


掲載日:2019.07.15

ホヤからサプリ 三生医薬、宮城産を仕入れ

三生医薬も参加したほやほや学会による大宮でのホヤPRイベントの様子(6月)


 健康食品・医薬品など受託製造する三生医薬株式会社(静岡県富士市)は、脳の認知機能改善効果が期待できる素材としてホヤ由来のプラズマローゲンの提案を強化している。これを原料とするサプリメントを機能性表示食品として申請中であり、今年秋までには受理される見通し。これに伴い、昨年は宮城県産を中心としたホヤを生原料として60トン仕入れたが、今後は年々1~2割増での仕入れを計画している。


掲載日:2019.07.15

小樽市漁協のウニたも採り 増産増額

塩水パックの詰め作業(8日、高島地区)


 小樽市漁協のウニたも採り漁は海況に恵まれ順調に操業、エゾバフン中心に増産増額で推移している。海藻の繁茂状況も良く、着業者らは「身入り、色合いとも上々」と口をそろえる。


掲載日:2019.07.15

道東マイワシ 滑り出し好調

マイワシの荷揚げ作業(11日、霧多布漁港)


 道東沖のマイワシ漁が好調な滑り出しを見せている。先発のロシア200カイリ水域サケ・マス流網漁禁止に伴う代替漁業のサバ類・イワシ棒受網試験操業(許可隻数17隻)は6月末までの水揚げが試験操業開始の2016年以降最多水準。10トン未満小型サンマ漁船によるマイワシ棒受網試験操業(許可隻数33隻)も7月10日に始まった。


掲載日:2019.07.15

コンブ本場折浜促成、最盛期


 本場折浜で促成の生産が最盛期を迎えている。昨年に比べて順調な水揚げで推移。実入りも上向き、おおむね良好な様子。幅や長さは地区でばらつきがある。また、すそ中心にコケムシが付着しているという。


掲載日:2019.07.08

全国荷受・荷主取引懇 公海サンマ安定など協議


 サンマなどの新物商戦を展望する道水産物荷主協会(会長・根田俊昭株式会社マルキチ社長)主催の「全国サンマ・イカ等鮮魚大手荷受・荷主取引懇談会」が3日、札幌市の京王プラザホテル札幌で開かれた。生鮮流通初年の公海サンマは消費地荷受から末端の評価はいまひとつとの状況が報告され、産地表示のあり方を含め操業・流通安定への道筋を協議。今後も好漁持続が予想されるマイワシは輸出など生鮮以外の消流拡大策も探った。


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