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新聞記事

2015の記事一覧

掲載日:2015.10.26

気仙沼ほてい 本社工場が竣工

竣工した気仙沼ほていの本社工場

 「ふかひれスープ」など付加価値の高い食品生産で知られる気仙沼ほてい株式会社(山本達也社長・宮城県気仙沼市)は15日、本社工場の竣工式を開催した。大震災で被災したため、同市本浜町の鹿折水産加工集積地に新設復旧。缶詰やレトルトパウチ食品の製造ラインを整備し生産能力は震災前と同等、万全な衛生、安全管理態勢を実現した。冷凍加工品などの開発にも力を入れていく。


掲載日:2015.10.26

上磯「峩朗カキ」規模拡大

 昨年から本格的に取り組む上磯郡漁協上磯支所のカキ養殖は今季、施設基数を増やすなど規模を拡大、夏場に昨年の倍となる約9万個の半成貝を知内地区から搬入した。シケによる大きな被害もなく順調。水揚げ開始は12月を予定している。


掲載日:2015.10.26

石巻・ヤマトミ 高品質焼き魚を展開

 宮城県石巻市の株式会社ヤマトミ(電話0225・94・7770)は、ことし2月に完成した第2工場に最新の「循環式過熱蒸気ロースター」=写真=を導入し、ふっくらと仕上げたサバの塩焼きとみりん焼きを提供している。


掲載日:2015.10.26

青森・三沢 昼イカ、ピークへ

水揚げがまとまってきた三沢漁港の昼イカ(20日)

 青森県の三沢漁港でスルメイカ水揚げが大きく上向き、これからピークを迎えそうだ。10月はほぼ前沖での漁場形成が続き、ナギが良ければ昼釣り約60隻で7000~9000箱とまとまる。値も安定し、盛漁入りに期待がかかるが、減少したとみられる資源や、巻網船などとの漁場競合が不安要因だ。


掲載日:2015.10.26

日高管内、前年超えへ追い込み 道東の買い強まる

前年実績を超え、上積みが注目される日高中央漁協様似地区の水揚げ(21日、様似漁港)

 日高管内の秋サケは前年実績超えに向け、追い込みに入った。低気圧で網被害も発生し、漁場間では明暗があるものの、えりも、日高中央、ひだかの3漁協とも組合全体は20日まで昨年を上回るペース。浜値は下旬に入って全道的に水揚げが落ちてきて道東方面からの買いが強まり、えりも、日高中央でメスが高値900円台に高騰。終盤の伸びが注目されている。


掲載日:2015.10.19

未利用資源フジコに光 日本ナマコ製造が本格加工

フジコの荷揚げ。海水とともにタンクに入れて出荷

 未利用資源に光―――。ナマコの一種で、これまで利用価値が低かった根室産キンコ(地方名・フジコ)が今秋から乾燥製品で上海など中国市場に流通する。釧路市の水産加工業者が9月から本格加工に乗り出しており、11月以降に製品化、順次出荷する。今季は300トン規模の取り扱いを予定。これまで海に眠っていた資源に価値が生まれ、「新たな商売になった。今後さらに需要が拡大すれば」と着業者の期待は大きい。


掲載日:2015.10.19

道東サンマ 水揚げ最低水準

 道東沖のサンマ漁の水揚げは10月に入っても低調だ。全国の漁獲量は詳しい統計が残る昭和55年以降で過去最低だった平成11年を下回る可能性がでている。主漁場はロシア水域、公海、久慈沖で、道東沖に形成されず苦戦。ロシア水域での操業は漁獲量割当(5万1730トン)を消化し、18日で終漁した。


掲載日:2015.10.19

シシャモ解禁 十勝、えりも好スタート

 北海道太平洋沿岸のシシャモ漁が開幕した。胆振管内の鵡川漁協はシケで出遅れたが、十勝管内の広尾、大樹両漁協、日高管内のえりも漁協庶野地区の水揚げは昨年より好スタート。キロ平均単価は各単協とも前年を上回っている。


掲載日:2015.10.19

森漁協 秋のエビかご好漁持続

メスの割合が多いボタンエビの選別作業(13日、森港)

 森漁協のエビかご秋漁が好調だ。ハシリから日産平均2~3トンの水揚げが続き、10月以降も切れずに好漁を維持。一方、浜値は量次第で変動が大きく、例年より多いメスはキロ2000円を割ることもある。


掲載日:2015.10.19

帯広・江戸屋 農産品と組み合わせで“王国”十勝の強み生かす

 珍味製造販売の株式会社江戸屋は、自社商品、仕入れ商品合わせて300アイテムを扱う。水産素材の減産高値や、農業王国・十勝に立地する強みを踏まえ、農産品、農産物と水産物を組み合わせた商品開発にも注力。ことし創業60年の節目を迎え、今後も新たな挑戦を続けて、商品の安定生産・安定供給に臨んでいく。


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