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新聞記事

2014年9月の記事一覧

掲載日:2014.09.22

ひだか漁協ツブ好値 地元外食利用が増大

好値に付いているツブ(15日、入船事業所)

 ひだか漁協のツブかご漁は真ツブ、灯台ツブとも単価が上昇している。4月~8月末の累計でキロ平均単価は真ツブが前年同期比45%高の1006円、灯台ツブは同25%高の411円に付いている。


掲載日:2014.09.22

標津産船上一本じめ 「波しぶき」出荷開始

市場に上場された「船上一本じめ」のオス。魚体は大ぶり

 標津漁協は今季、船上で魚が生きているうちに血抜き処理する「船上一本じめ」で、秋サケのオスの出荷を始めた。一般公募で「波しぶき」と命名。組合では生鮮に加え、自営工場で山漬け風の塩蔵を製造する。直売店やネット販売を主体に直販、標津産秋サケの知名度向上につなげていく。


掲載日:2014.09.22

南茅部産マグロ拡販 活じめ高鮮度売りに

拡販を進める南茅部産メジマグロのラウンド・加工品

 札幌市中央卸売市場の荷受マルスイ札幌中央水産株式会社(武藤修社長)は、南茅部(函館市)産の船上活じめメジマグロの販売に力を入れている。夏場の定置物を高鮮度状態で凍結。ラウンドに加え、ブロック、ロインなど年間通して安定供給できる高品質の道産マグロとして売り込んでいる。


掲載日:2014.09.22

岩手の定置マグロ 幼魚漁獲半減方針に困惑

岩手県で定置漁獲された「メジ」と呼ばれる30キロ未満のクロマグロ

 水産庁が来年からクロマグロの幼魚(30キロ未満)の漁獲上限を半減させる方針を示し、岩手県の定置業界に不満と困惑が広がっている。大型サイズの資源減少などから資源保護の必要性は感じながらも、混獲されるマグロ幼魚を生かして放流する技術がないからだ。


掲載日:2014.09.22

落石の採り 減産見通し

薄生いで減産見通しとなっているコンブ(18日、昆布盛漁港)

 落石漁協のコンブ採りは、漁場となるユルリ・モユルリ両島と前浜ともに薄生いで、ナガ・アツバどちらも減産の見通しだ。
 7月半ばに解禁。ナガから採取し8月末まで昨年同様18日の操業。9月1日にアツバが解禁し18日現在7日と、こちらも昨年同期と変わらない操業日数となった。


掲載日:2014.09.22

噴火湾ボタンエビ序盤 予想上回る好漁

ボタンエビの選別作業(11日、砂原漁港)

 秋の噴火湾エビかご漁は、昨季ハシリの水揚量を大きく上回り好スタートを切った。落部漁協は11日現在15トンと、昨年9月1カ月間の水揚量に7日目で到達。着業者は「良い意味で予想を裏切ってくれた」と表情を緩める。浜値は好漁を映し安値に振れた。


掲載日:2014.09.22

大船渡名物へ「極上・宝鮎」シリーズ4商品開発

重厚な箱に入れられた「宝鮎」シリーズの商品

 東日本大震災からの復興のサポートや水産関連の6次産業化支援に向けたさまざまな事業を展開している日本海洋資源開発株式会社(本社・岩手県盛岡市、中町匡志社長)は、岩手県大船渡産のアユを原材料とした新商品を開発した。「極上・宝鮎」のネーミングの4種のシリーズ。いずれも手作りにこだわった逸品だ。


掲載日:2014.09.22

宮城県産カキ10月6日スタートへ 30日再検査で確定

出荷開始に向け、放卵や身入り状態を検査された各浜のむき身

 宮城県漁協は19日、カキの出荷開始に向け石巻総合支所で品質検査を実施した。県内各浜のむき身を集め、買受人とともに放卵と成育状況を調査。卵の抜けきらない「卵持ち」が多かったため、10月6日のスタートを前提に9月30日に再検査することにした。


掲載日:2014.09.22

ゴマフアザラシの夏季個体数を半減 道が2カ年計画素案作成

 近年、増加傾向にあるゴマフアザラシの漁業被害を減らすため、道はこのほど「北海道アザラシ管理計画」の素案を策定した。平成27年度から2カ年にわたって、被害の多い日本海側北部の夏季個体数を、25年度に確認された850頭から半減させる計画だ。


掲載日:2014.09.22

いぶり噴火湾 伊達皮切り本分散開始

ザラボヤなどの雑物。例年と比べことしは特に多い(8日、礼文漁港)

 いぶり噴火湾漁協のホタテ養殖は、浮き玉が足りず新規に購入する漁家が続出している。来季出荷予定の加工貝はへい死が少なく成育が順調な上、ザラボヤやイガイの付着が多いため。ことしは沖洗いに時間を割く漁家も増えた。一方、来春に耳づりする稚貝の本分散作業は、伊達地区を皮切りに始まっている。


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