4月中旬の低気圧による大シケが道南の福島吉岡漁協や松前さくら漁協の養殖施設を直撃した。コンブの大幅脱落や施設全壊など被害状況は深刻。福島吉岡漁協は「壊滅状態」という。間引きが進んでおり、「移植で回復を図るのは不可能」と松前の着業者。「今季は大減産。全壊の施設もあり復旧にも時間が掛かる」と嘆く。