磯焼け対策として注目される「海藻バンク」事業が本格化している。利用が低迷する漁港の施設を有効活用して海藻を大量生産、衰退した藻場を再生する取り組み。三省水工株式会社など4社のコンソーシアム(共同事業体)が国の支援を受けて全国5地区で実証中。2030年までに70ヘクタールの藻場を造成、二酸化炭素吸収量年間399トン以上のブルーカーボン生態系拡大を目指している。