電子版 電子版サンプル

新聞記事

特集一覧

掲載日:2025.02.24

増毛カレイ刺網マガレイ中心に好漁

カレイの網外し作業(2月17日、別苅漁港)


 増毛漁協のカレイ刺網は、マガレイが例年になく早い水揚げとなり順調なスタートを切った。2月は荒天の連続で2週間ほど休漁となったが、再開した17日は約20軒がクロガレイと合わせ約9トンの水揚げ。浜値は高値基調でマガレイ、クロガレイとも前年比約1.5倍の好値を付けている。


掲載日:2025.02.24

苫小牧漁協ホタテ漁増産、5隻で日量6トン


 苫小牧漁協のホタテ漁は好調に推移している。昨年12月に始まり、10日現在の漁獲実績は数量が前年同期比40%増の254.7トン。平均単価が32%高のキロ520円に付き、金額は85%増の1億3254万円(税抜き)。


掲載日:2025.02.24

昨年昆布輸出33%減338トン


 財務省の通関統計によると、2024年の食用干し昆布の輸出数量は前年比33%減の338トンと過去10年間で最も少なかった。主力の台湾が同3割減少。主に流通する釧路産ナガコンブの大減産などが影響した。


掲載日:2025.02.17

“漁師めし”で浜の魅力開花

和室でくつろげる「津花食堂」店内


 ひやま漁協乙部支所で桧山地区漁青連会長(道漁青連理事)を務める工藤優介さんは、乙部漁港近くに漁師直営の飲食店「津花食堂」(乙部町元町)を構え、前浜の魚を中心に地産地消にこだわった「漁師めし」を提供している。第六十三泰安丸でタコいさり、一本釣り、磯回りなどに従事する傍ら、食堂を通じて地元の魅力を発信。浜の活気につなげようと奮闘している。


掲載日:2025.02.17

特大ホタテブランド「潤帆」希少サイズ 活貝で付加価値向上

野付漁協市場内で保管する殻長16センチ以上の潤帆


 野付漁協の外海ホタテ部会(藤村潤一郎部会長)は、外海天然造成漁場で水揚げされる特大サイズを「潤帆(じゅんほ)」と名付けブランド化した。殻長を16センチ以上に規定し今シーズンから活貝での出荷を始めている。同漁協は「特大サイズをブランド化することで付加価値を高め、野付尾岱沼産の知名度向上につなげたい」と話している。


掲載日:2025.02.17

全国受賞の洋風煮魚、新商品加え認知拡大へ-青森・武輪水産-


 水産加工品の製造・販売を手掛ける武輪水産株式会社(八戸市、武輪俊彦社長)は、若者世代に訴求する洋風仕立ての煮魚「FineDISH!(ファインディッシュ)」シリーズの認知向上を着実に進めている。昨年11月の第35回全国水産加工品総合品質審査会(全国水産加工業協同組合連合会主催)で水産庁長官賞を受賞した商品に加え、2月10日には新アイテムも発表。同社は「新たなファンを開拓する商品にしていきたい」と意気込む。


掲載日:2025.02.17

岩手毛ガニ漁本格化、高値はキロ1万円も

宮古市魚市場に出荷された毛ガニ(2月12日)


 12月1日に解禁した岩手県の毛ガニ漁は、1月下旬から水揚げがまとまってきた。県内の他地域からも出荷のある宮古市魚市場では2月3日と12日に2度の1トン超え。10日にはキロ1万円の高値を付けた。解禁日から2月12日までの累計数量は前年同期比24%増の約8トン。キロ平均単価は前年並みの3794円(県水産技術センター水産情報配信システム調べ)。漁業者、仲買人とも「身入りはいい」と口をそろえ、市場関係者らは「昨年より好漁が見込めるのでは」と期待を寄せている。


掲載日:2025.02.17

万博目前の関西、熱意の商談機運-シーフードショー大阪-


 「第22回シーフードショー大阪」(大日本水産会主催)が19~20日、大阪市住之江区のATCホールで開催される。出展規模は220社(307小間)で、約1万人の来場を見込んでいる。西日本最大級の水産関連イベントとして注目されており、新たな販路の獲得へ熱意あふれる商談に期待が高まる。全国40近くの都道府県から企業・団体が出展し、「EXPO大阪2025」でにぎわう関西・大阪に向けて各地の水産物をPRする。大阪会場では過去最多となる5カ国(韓国、中国、インドネシア、チリ、パプアニューギニア)の海外からの出展も見どころの一つとなる。


掲載日:2025.02.17

フクシマガリレイ冷媒ガス漏れ10年保証


 フクシマガリレイ株式会社は、スーパーマーケットなど小売りや物流施設など同社施工物件に関し、4月から冷媒ガス漏えいによる修理費の10年間全額保証を開始する。また、同社製造の冷凍機内蔵型製品の全機種を保証の対象とする取り組みも始める。昨年4月から一部機種で始めていたが、対象を拡大。冷媒を扱う企業として環境負荷軽減の社会課題の解決に取り組み、ユーザーとともに歩む姿勢を示す。


掲載日:2025.02.17

ゴマサバ高脂質に需要大-東京都・豊洲市場-

季節外れの高脂質で評価され始めた三重県産ゴマサバ


 東京都・豊洲市場のサバ消流は宮城県産のマサバが品薄高値で販売に苦慮している。一方、ゴマサバは一般的に夏商材で季節感を訴求できないものの、三重県産などが季節外れの高脂質で客層を広げている。


アーカイブ
カテゴリー
RSSフィード

このページのTOPへ戻る