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新聞記事

秋サケ一覧

掲載日:2022.10.31

「二海サーモン」和食弁当開発、商品化目指す


 函館大学と八雲町、水産加工の株式会社イチヤママル長谷川水産は、同町が北海道初の海面養殖事業化に取り組む「北海道二海サーモン」を使った「二味弁当」を共同開発した。19日に函館短期大学付設調理製菓専門学校で試食会を開き、6品の料理でトラウトサーモンの味わいを楽しめる和食弁当に関係者が新たな需要開拓の可能性を実感。2030年度の北海道新幹線新八雲駅開業もにらんで商品化を進めていく。


掲載日:2022.10.31

5年ぶり500億円突破-10月20日現在の道内秋サケ水揚額-


 北海道の秋サケは、10月中旬で2017年(最終実績1572万4千尾、561億3745万円)以来5年ぶりに500億円の大台を突破した。道連合海区の集計によると、20日現在で前年同期比37.6%増の566億1388万8千円を水揚げ。500億円超えは17年より一旬早く、600億円に向け最終までの上積みが注目される。


掲載日:2022.10.24

北海道秋サケ期別来遊が平準化


 4年ぶりに来遊数が2千万尾を超えた北海道の秋サケ。近年失速した10月以降の漁獲動向が今年は持続したのが特徴。低迷期に入って前期偏重だった期別の来遊数が平年化・平準化を示し、道総研さけます・内水面水産試験場は「資源回復への一つの入り口」と推察する。最終実績3千万尾近くも想定され「定置漁業の今後の制度設計や経営をどう見据えていくのか、重要な年になる」と話す。漁獲動向は2017年以降18年を除き昨年まで10月に入るとぱたりと切れる状況が続いてきたが、今年は10月以降も順調に推移。同水試は「来遊時期の偏りが解消され、期別の資源がうまく来遊してきた16年と同様の回帰を示している」と特徴を説明する。


掲載日:2022.10.17

宮城県秋サケプラン見直し事業再構築


 宮城県は、2026年度までに秋サケの稚魚放流を年間6千万尾などとする「さけます増殖振興プラン」を見直した。深刻な不振が続く来遊実績を受け、目標の達成は困難と判断。種卵確保や回帰率回復といった安定的なふ化放流事業の再構築に軸足をいったん移し、厳しい運営を強いられている放流団体の集約化なども進めていく。


掲載日:2022.10.17

北海道秋サケ急回復の3年連続増産

さらに上積みが注目される秋サケの荷揚げ(10月12日、網走港)


 北海道の秋サケ定置は10月13日で6万トンを超え、大幅回復で3年連続の増産となった。10月の中旬に入っても失速した昨年に比べ持続しており、2016年以来6年ぶりの7万トン台も見えてきた。出足から順調だった日本海、オホーツクの西部や中部に加え、オホーツク・東部の斜網地区も9月後半からまとまり、全道連日2千トン以上の盛漁水準に貢献。19年来の低迷傾向から脱し、終盤の伸びに期待をかけている。


掲載日:2022.10.10

留萌秋サケ定置9月末水揚げ2倍

秋サケの選別作業。盛漁期となり活気に満ちている(10月3日、礼受漁港)


 留萌管内(増毛・新星マリン・北るもい・遠別漁協)の秋サケ定置が好調だ。9月末の水揚量は1595トンとなり、苦戦した昨年の2倍に伸長。浜値も卵需要の高まりからメスがキロ千円台前半と堅調に推移し、金額は漁期途中で過去最高の14億4238万円(税込み)に達した。


掲載日:2022.10.10

「みやぎサーモン」ベトナムでGI登録

活じめの高鮮度が売り。張りのある身は生食向き


 宮城県産養殖ギンザケの活じめブランド「みやぎサーモン」が、ベトナムで地域の農林水産物・食品を守る地理的表示(GI)保護制度に登録された。ベトナム当局が模倣品を取り締まることで品質担保などが図られ、輸出拡大の後押しになると期待される。日本の水産物が海外への直接申請でGI登録されるのは初めて。


掲載日:2022.10.10

北海道秋サケ盛漁続き価格修正

盛漁期に入った秋サケの荷揚げ(10月3日、尾岱沼漁港)


 北海道の秋サケ定置は9月下旬から斜網地区などオホーツク海を中心に各地で日量水準が増加、前線通過の影響を受けた10月5日を除いて連日2000トン以上が続き、秋サケを扱う加工場の減少など処理能力低下の課題が浮き彫りになっている。加工面に加え、多獲地区からの移送に伴ってトラック不足など物流面も難航。昨年より大幅上昇で走った価格形成の再構築も見据え、浜値の下方修正が進むなど序盤と様相が一変している。


掲載日:2022.10.10

オ海建マス、壊滅的不漁


 オホーツク海の建マス(カラフトマス)は、特に主産地・オホーツク管内が壊滅的不漁だ。今年は隔年周期の豊漁年のはずが、不漁年の昨年を大幅に下回る状況。前回豊漁年の一昨年に比べて95%減と1割にも満たず、平成以降最低。また、根室管内が不振の前年を上回っているものの、宗谷も大幅減産。3管内合わせて9月20日現在で前年同期比6割減の311トンに低迷している。


掲載日:2022.10.03

北海道秋サケ、近年最多で折り返し

盛漁期に入った秋サケの荷揚げ(9月27日、石狩湾新港東ふ頭)


 北海道の秋サケ定置は9月漁で久々に3万トン台に乗せた。日本海や宗谷管内が健闘、9月後半からオホーツク管内でも日量が増え、休漁明け26日に3500トンと盛漁水準を記録。その後も2千トン台が続き、直近5カ年では最多ペースで折り返し。浜値は下方修正。10月漁の伸びが注目される。


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