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新聞記事

水産業向け一覧

掲載日:2026.05.04

持続可能なコンブ漁業へ、環境変化に対応課題-コンブ特集-


 国内生産の9割以上を占める主産地・北海道のコンブは減産傾向で推移している。昨年度も9907トンにとどまり2年連続の1万トン割れ。近年は海水温の上昇が著しく生育・資源状況に大きな影響を及ぼしている。将来を見据え、生産者や関連団体・企業、研究機関などが連携し、種の保存や増殖手法の開発など海の変化に対応した取り組みに注力している。また、着業者の減少に加え陸上作業の人手不足も慢性化しており、これらに適応した持続可能なコンブ漁業の構築を目指した調査研究も進んでいる。


掲載日:2026.05.04

高水温耐性株作出へ、選抜・育種順調に進む-コンブ特集-


 北海道大学や南かやべ漁協、フジッコ株式会社、理化学研究所の4者によるマコンブの育種研究が順調に進んでいる。高水温など環境耐性に優れた株の作出を目指す取り組みで、種苗投入する秋と、枯れが進み付着物も散見する夏の高水温に着目。これらに対し耐性を持つことで、種苗投入時期を早められ十分な養成期間を確保できるほか収穫期の品質低下を抑制することが成果として期待できる。昨年も優良個体を選抜し種苗生産、順調に生育している。北海道大学北方生物圏フィールド科学センターの四ツ倉典滋教授は「今年もより良い個体を求め耐性株を作っていきたい」と強調。本年度中の品種登録も目指している。


掲載日:2026.05.04

ヒドロ、新たな出現種確認、対策の基礎資料に-コンブ特集-


 渡島地区水産技術普及指導所は、養殖コンブに付着するヒドロ虫類(通称「毛」)の生態把握調査に取り組んでいる。2年目となった昨年度も引き続き道南海域で分布調査を行い、新たな出現種も含め5種類確認。津軽海峡側で優占度の高いモハネガヤの飼育実験では水温11、13度の条件下でポリプ(基質に付着している状態)が比較的成長したことも分かった。また、養殖施設に付着板を垂下し、基質選好性などを把握する調査も進めている。


掲載日:2026.05.04

水産庁が対策会議、海保、生産者らに賠償表明-塩釜・重油流出-


 宮城県塩竈市で3月、停泊していた宮城海上保安部の巡視船から重油が流出した問題で、水産庁は4月28日にタスクフォース(緊急の横断的な対策本部)を立ち上げた。2日前に鈴木憲和農水相が現地を視察し、生産者から「行政機関による連携した対応を」との要請を受けており、本部は農水省や環境省など複数の機関で構成。海上保安庁が生産者らに被害を賠償する方針を示すなど、今後の方向性について協議した。


掲載日:2026.05.04

宮古漁協、トラウト出荷初日6トン、いけす増やし今季300トン計画

今季水揚げが始まった宮古トラウトサーモン(4月30日)


 岩手県の宮古漁協(山根秀幸組合長)が養殖する「宮古トラウトサーモン」の今季出荷が4月28日に始まった。初日は前年の倍となる6.3トン(約3千尾)を水揚げした。秋サケなど主要魚種の減少を打開すべく2019年にスタートし今年で7季目。いけすを1基増設し、計6基で前年実績(225トン)の3割増となる300トンの生産を計画する。増産と安定供給により、ブランド認知の一層の向上を図る。


掲載日:2026.05.04

稚内漁協ウニたもコンブ少なく、身入り不調


 稚内漁協のウニたも採り漁は4月1日にノナ採りが解禁した(声問地区は5月の連休明け)。序盤の漁況に対し、着業者は「例年に比べてコンブが極端に少なく、身入りも芳しくない」と強調。盛漁期となる6月以降の身入り向上に望みをつなぐ。


掲載日:2026.05.04

オホーツク海4月末漁場造成37%減1万2200トン余


 オホーツク海沿岸の漁場造成は、4月末で前年同期比37%減の1万2200トン余りとなった。悪化していた歩留まりは6~7%台と昨年並みに上昇。現時点の組成は5S、6S中心で昨年同様に小型だが、漁協・加工関係者は今後の推移を見守っている。浜値はキロ200円台で始まった。


掲載日:2026.05.04

雄島噴火湾エビかご終盤微増も終始低調


 ボタンエビを水揚げする渡島噴火湾3単協(落部・森・砂原)のエビかご春漁は、開始から低調なまま終漁した。浜値は大がキロ8千円程度に上昇したが、終盤に値を下げる展開となった。一方で漁期後半は漁獲対象外の小エビが増加。秋漁以降に期待が持てる漁況となった。


掲載日:2026.05.04

海洋環境変化に対応、主要魚種の生産回復、養殖推進-野村博明・道水産林務部長が就任会見-


 4月1日付で道水産林務部長に就任した野村博明氏は同27日、記者会見し、水産施策遂行への抱負を語った。秋サケ、コンブ、ホタテなど主要魚種の生産回復・安定化やウニの陸上養殖など新たな増養殖、ブリ、マフグなどの有効活用・需要拡大といった海洋環境の変化などに対応した生産・流通体制の構築を重点施策に列挙。併せて新規就業者の確保・定着など担い手対策を進めていく考えを示した。


掲載日:2026.05.04

「真昆布出汁味」旗印、特産・地域再興へコラボ進展

極UMAMI美人」を使った商品群


 函館市の合同会社EGAO(電話050・8880・9145)が自社開発の昆布万能調味料を基盤に取り組む「函館産真昆布出汁(だし)味(以下・真昆布出汁味)」の食品プロデュースが脚光を浴びてきている。今年に入って菓子や水産珍味の地元メーカーとのコラボ商品が相次いで誕生。「真昆布出汁味」の認知・地位確立で商機拡大や付加価値創出、地域活性化につなぐ食の展開に向け、近くキッチンカーでのから揚げ販売にも乗り出す。昆布万能調味料は真昆布・根昆布・がごめ昆布・ダルス・アカモクの函館産海藻5種のうま味を濃縮した「極UMAMI美人」。2021年に発売した。


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