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新聞記事

水産業向け一覧

掲載日:2026.04.27

玉冷輸出、組成に注目、米国需要陰り、正念場の年-ホタテ2026年消流-


 ホタテ玉冷の2026年度消流は、引き続き輸出主導とみられるが、オホーツク海の組成が小型となれば需給バランスを不安視する関係者は少なくない。米国は保水加工向けの日本産玉冷需要が大型サイズの減少、製品高によって減退。ベトナムなど第三国経由の保水加工製品も吸い込みが弱い。すしマーケットなど外食系から小型に一定の引き合いは見込めるが、複数の関係者は「米国需要に陰りが見える」と指摘しており、新シーズンもオホーツク海の組成に注目が集まっている。


掲載日:2026.04.27

凍結装置の認証制度、選定時のミスマッチ解消へ-製氷・冷凍・冷蔵技術特集-


 食品用凍結装置の性能を科学的・客観的に評価する認証制度が始まった。ユーザーが科学的根拠で装置の選択が可能となり、装置メーカーとユーザー間のミスマッチの解消を狙う。冷凍食品産業全体の品質・技術向上にもつなげられ、優れた商品の誕生を後押し。その恩恵は冷凍食品を口にする消費者にも還元されるものと期待される。


掲載日:2026.04.27

“久慈育ち琥珀サーモン”1000トン計画、生産規模拡大し今季初出荷

出荷されたギンザケ


 岩手県の久慈市漁協(木下清隆組合長)は16日、久慈湾で養殖するギンザケ「久慈育ち琥珀サーモン」の今季出荷を開始した。初日数量は昨季比65%増の約4.3トン(3300尾)。生産規模を年々拡大しており、事業化5年目の今季はいけす2基を増設。昨季実績を300トン上回る千トンの水揚げを計画する。20日に発生した地震では久慈港で80センチの津波を観測したが、養殖施設に被害はなかった。水揚げは7月下旬まで続く予定。


掲載日:2026.04.27

松川浦のアオサ終盤

出荷されたヒトエグサ


 福島県相馬市の松川浦で、ヒトエグサの養殖が終盤を迎えている。地元ではアオサやアオノリと呼ばれ、「常磐もの」の一つに数えられる。今季は1月から本格化、県の速報値によると15日時点の出荷数量は約65トン。昨季に比べ数量自体に大きな上積みはないが、生産者の一人は「品質良く高値が付いている」と話し「昨年に比べたら良い形で漁期を終えそうだ」と胸をなで下ろす。漁期は5月2日まで、ラストスパートが続いている。


掲載日:2026.04.27

昆布巻作り節目の50年、普及に重点 食文化継承


 札幌市内で昆布巻き中心の専門店「札幌こんぶ屋」を営み、2023年に故郷のえりも町庶野地区に拠点を移し「昆布巻研究所」を開設した桑折廣幸さんは、「昆布を食べる後継者をつくる」を信条に昆布巻きを作り続け今年で50年の節目を迎えた。製造販売の傍ら昆布を通じた慈善活動や講演も精力的に行い「あっという間の50年だった」と回顧。「今後もできる限り続け商売より普及に重点を置いて昆布巻き文化を守っていきたい」と力を込める。


掲載日:2026.04.27

稚内漁協タコ、盛漁期の好転願う


 稚内漁協のタコ漁はいさりと箱中心に操業し、ミズダコを漁獲。年々減少傾向にあり、低調な水揚げが続いている。いさり漁を手掛ける岡田慎平タコ部会長(第十八海琉)は「昨年は個人的にまるっきり駄目」と強調。例年9月ごろに開始し「一日で100キロくらい獲れればいいかなといった漁況。獲れる量は年々確実に減っている」と減産傾向を実感する。声問地区の細川三照さん(第十八金龍丸)も「漁が少なく、型も小さい」と嘆く。5~6月前半、8月の盆明けから11月半ばまでの2回に分けて操業しており「10年くらい前は盆明けに獲れていたが、ここ数年は夏前の方がある」と説明。一方、タコ箱漁は抜海地区と声問地区が中心。抜海地区の津嶋信幸さん(第三十八海津丸)は息子で抜海地区タコ函部会長を務める幸海さんとナマコけた引漁(3月15日~4月末)がない時期に水揚げしており「最近は盛漁期がなく、タコが入らなくなった」と吐露する。


掲載日:2026.04.27

えりも漁協オオズワイガニ昨年度18億6000万円に伸長

取扱高が伸長したオオズワイガニ(昨年9月、えりも港)


 えりも漁協のオオズワイガニは、昨年度(2025年4月~26年3月)の金額実績を前年度比43%増の18億6千万円に伸ばした。順調な水揚げが続き数量が11%増2100トンに増え、キロ平均単価も26%高860円に上昇したため。鮮魚の中では取扱高が最も多く主要魚種の一つに成長したが、着業者からは「徐々に獲れる漁場が狭くなっている」と懸念する声もあり、漁の持続化に向けて今後も資源管理に努めながら操業していく。


掲載日:2026.04.27

紋別のホッキけた漁獲ペース昨年以上


 紋別漁協のホッキ漁は日量平均1トン半と、昨年を上回る順調なペース。多い時は1隻400キロ近く揚げている。浜値は大がキロ600円台と好値だ。一方、昨年急減したエゾバカガイは水揚げしていない。


掲載日:2026.04.27

真ツブ春漁本格化で値下げ-東京都・豊洲市場-

飲食店の吸い込みが鈍い北海道産の真ツブ


 東京都・豊洲市場の真ツブ消流は、4月中旬に入り相場が落ち着きを見せている。道内の春漁が本格化し、入荷量が回復、高値圏から下げ傾向。ただ、物価高に伴う消費者の節約志向で飲食店などの需要は低迷。荷動きは鈍い状況が続いている。4月下旬時点では300グラム以上がキロ4千円以上、350~400グラムが4500円で相対取引されている。品薄状態からは脱し、当面は市場が求める一定の供給量を確保できる見通し。相場も手頃な水準に落ち着きつつあるものの、買い手の飲食店側の動きは鈍い。


掲載日:2026.04.27

2026年サンマ漁獲枠5%減、マサバも段階的に縮小-NPFC年次会合合意-


 北太平洋漁業委員会(NPFC)は14~17日、大阪市で第10回年次会合を開き、2026年のサンマの公海漁獲上限を昨年比5%減の11万5425トンとすることで合意した。マサバも公海漁獲上限を削減。両魚種は翌年分の措置も併せて決めた。また、今回からゴマサバも管理対象としたほか、マイワシに初めて漁獲制限を設けた。


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