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新聞記事

水産業向け一覧

掲載日:2023.11.13

ナメタガレイ荷動き活発化に期待-東京都・豊洲市場-


 東京都・豊洲市場のナメタガレイ消流は、煮魚の消費が伸びる気温低下が鍵を握る。7日に都心で25.7度と100年ぶりに11月の最高気温を更新。6日に釧路産を仕入れた仲卸業者は「最高気温15度を切ってくれれば、売れ行きは伸びていくだろう」と異常気象の動向を注視している。


掲載日:2023.11.13

日本側、会合で存在感-ICFA総会-


 国際水産団体連合(ICFA)の年次総会やFAO(国際食料農業機関)との意見交換会が10月23~25日、イタリアのローマで開かれた。日本から大日本水産会の白須敏朗相談役と松本冬樹事業部長、日本トロール底魚協会の吉田光徳会長、マリン・エコラベル・ジャパン(MEL)協議会の冠野尚教事務局長が出席した。帰国した白須相談役、吉田会長らが1日、総会出席に関する報告会を東京都内で開き、「日本側からの報告、提案に各国代表らは高い関心を示していた。国際的な水産シーンにおいて、日本の存在や役割がより大きくなった」と総括した。


掲載日:2023.11.13

量販店主体で消流-生筋子-


 昨年産の在庫を抱え、特に10月前半までは生鮮主体の消流となった今年の秋サケ商戦。札幌市中央卸売市場の生筋子消流も減産下で取扱数量が伸びている。荷動きは相場が昨年より大幅に下方修正され、量販店が積極的に販売展開し、加工需要が活発だった昨年と一変。一方、増産予測も受け、慎重姿勢だった加工筋は結果的に原料手当てが出遅れ、相場上昇下のいくら生産となっている。


掲載日:2023.11.13

炉ばた料理を食卓に


 釧路市で同地の食文化「炉ばた料理」を提供する居酒屋を営む株式会社くし炉 あぶり家(若原一恭社長)は昨年から道東産を使用した水産品を中心に食品製造業に乗り出している。自社工場を構え、店舗で提供している炭火焼きをはじめパスタソース、レトルトカレーなどを商品展開。「CAMP DE ROBATA」と銘打って、炉ばた料理をキャンプで手軽に食べられる商品も打ち出し、販売拡大に取り組んでいる。


掲載日:2023.11.13

コンブ輸入、中国1000トン見込み


 日本昆布協会(吹田勝良会長)は6日、神戸市のANAクラウンプラザホテル神戸で秋の例会を開き、本年度上期事業の実施内容を報告した。輸入昆布は中国産が千トンの計画で9月末現在で約450トンを配荷。消流宣伝は大規模イベントへの参加や各地区団体が実施した食育教室への助成を行い、昆布普及に努めた。


掲載日:2023.11.13

標津けた引き日産37トンペース


 標津漁協のけた引が6日に始まった。日産37トンペースで9日までに74トンを水揚げ。仕向けは韓国向け活貝とみられ、浜値は高値がキロ400円、安値220円と堅調な出足。同漁協では「水揚量も上々で、順調にスタートできた」と話す。


掲載日:2023.11.13

道東巻網マイワシ53%増149億円


 道東沖の巻網漁が10月末で終漁した。道まき網漁業協会のまとめによると、主力のマイワシはキロ平均単価が昨年比36%高の60円に高騰し金額は同53%増の149億9555万円に伸長、32年ぶりに100億円を超えた。漁期を通し小型組成だったものの数量も同11%増の24万9771トンに伸ばした。


掲載日:2023.11.06

釧路シシャモ昨年下回る出足に


 釧路海域(白糠漁協、釧路3単協)のシシャモ漁は、10月24日に白糠が先行してスタート、魚体が大きいものの水揚げは昨年を下回る出足となった。漁場が陸側に偏重、1隻当たりの日量(箱数)は1桁が多く、混獲のガンズが大量に入網し網揚げに苦慮。27日以降はシケも続いた。漁獲ノルマ減枠の操業下、浜値も高騰した昨年を大きく下回る苦しい展開となっている。


掲載日:2023.11.06

湧別底建網マフグ中心に高値維持


 湧別漁協の底建網は昨年同様、マフグ中心にソイなどの水揚げ。10月は合計10トン以上の日もあったが、後半はやや伸び悩んでいる。マフグのサイズは大・中主体と良型でキロ200円台後半の高値を維持。同月31日は計7トンの水揚げ。


掲載日:2023.11.06

宮城生カキ実入り良好


 今季の宮城県産生食用むき身カキの出荷が10月30日、始まった。県漁協石巻総合支所で開かれた初入札会には前年同期比8%減の9.7トンが入荷。10キロ当たりの平均単価は同10%高の3万851円、最高値は同14%高の4万1千円だった。卵持ちはほとんどなく、全般に小ぶりながら身入りも良好だったが、夏の記録的な猛暑に伴う減産を懸念する声が出ている。


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