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新聞記事

水産業向け一覧

掲載日:2024.02.19

いぶりスケソ浜値は高値基調

スケソの荷揚げ(2月12日、登別漁港)


 いぶり中央漁協のスケソ刺網は、浜値が漁開始の10月から1月までキロ100円台と堅調に推移。一方、水揚げは終盤の2月に入り、下火傾向を示している。


掲載日:2024.02.19

羽幌カスべ好調

カスベの皮むき作業(2月7日、羽幌港)


 北るもい漁協で2軒が着業するカスベ刺網が好調だ。1軒当たり多い時は日量1トンの水揚げ。1尾ごと細割し皮をむいて出荷しており、浜値はキロ千~900円と好値を付けている。


掲載日:2024.02.19

渡島噴火湾加工貝、両貝出せず半値以下


 渡島噴火湾で加工貝(2年貝)の水揚げが始まった。6単協(長万部・八雲町・落部・森・砂原・鹿部漁協)のうち砂原、鹿部を除く4単協が2月前半で日産20~30トンペース。中国向け冷凍両貝が滞りボイル主体となるため単価安は必至の情勢。加工処理にも配慮し入札から値決めに変更する漁協もある。さらには成長不足も影響し、長万部は2月分がキロ120円と昨季の半値以下に下がっている。


掲載日:2024.02.12

カキ養殖、へい死ゼロで成貝に

カキダスケ本体


 岡山県倉敷市のカキ養殖関連資材製造販売・株式会社ヒューマンクリエイトコーポレーション(赤埴薫社長)が開発した陸上で二枚貝の稚貝の成育を促進させる装置「カキダスケ」(特許出願中)が注目を集めている。海面養殖で近年減少が問題となっている溶存酸素や餌に着目し、水槽内でカキにこれらを効率よく供給できる仕組みを実現。カキの実証試験で稚貝(殻長2ミリ以下)からへい死皆無で4~5センチ以上の成貝に成長させることに成功している。


掲載日:2024.02.12

庶野エゾバイツブ順調な水揚げ続く

順調な水揚げが続くエゾバイツブ(2月7日、庶野地区)


 えりも漁協庶野地区のエゾバイツブかご漁は順調な水揚げが続いている。中村洋一部会長は「資源状況は悪くなく出漁すれば100キロ(1日当たりのノルマ)は獲れる」と笑顔を見せる。浜値もキロ900円台中心と安定している。


掲載日:2024.02.12

海藻養殖で脱炭素


 理研食品株式会社(宮城県多賀城市、宮澤亨社長)を代表機関とするコンソーシアム(共同事業体)は、一年生マコンブと福島県相馬市名産のアオサ(ヒトエグサ)を大規模養殖し二酸化炭素(CO2)の吸収量を増やす研究に着手する。大気中の温室効果ガスを減らす「ネガティブエミッション(負の排出)技術」の実用化に向け、大量生産可能な種苗・養殖生産方法を開発。海洋資源の回復や食料不足の解決、海藻類に吸収・固定されたCO2由来の炭素量の評価基準確立も目指す。


掲載日:2024.02.12

岩手アワビ101トンで終漁、単価35%安


 岩手県の2023年度アワビ漁が終了した。県漁連のまとめによると、1号品の水揚量は101トン(前年比9%減)で、金額は8億9354万円(同41%減)、10キロ当たりの平均単価は8万8547円(同35%安)。アワビ資源の小型化や肥満度の低下、ALPS処理水の海洋放出など、さまざまな要因が複合的に絡み、厳しい共販実績となった。


掲載日:2024.02.12

海洋環境予測精度向上へ


 水産研究・教育機構と株式会社オーシャンアイズは、漁船で取得した海洋観測データから海洋環境の予測技術を改善し、その有効性を検証する共同研究を開始する。予測の精度が向上すれば、漁業者が漁場を探索する際の判断材料が強化されるものと期待される。将来的には、漁場形成の予測技術の開発にも応用させたいとしている。


掲載日:2024.02.12

塩たらこ「紅乙女」パッケージを刷新

高鮮度の卵を使用した無着色・無添加の塩たらこ


 ひやま漁協乙部支所ナマコ協議会の加工部門(日沼賢澄部門長)は、21年から延縄で漁獲される高鮮度のスケソを活用し、たらこ作りに取り組んでいる。今年は23年に販売した塩たらこ「紅乙女(べにおとめ)」のパッケージをリニューアル。また、しょうゆ味、明太風味も手掛け、3種類を販売する予定。


掲載日:2024.02.12

増毛ニシン一足早く好漁

例年より早く2月から好漁となったニシンの荷揚げ(2月6日、増毛港)


 留萌管内のニシン刺網は、増毛漁協が2月上旬に一足早く上向いた。5日は11隻で7トン半、6日は13隻で約5トン。サイズも良く、着業者は「ここ数年で最も大きい」と声をそろえ、目合いを1~2分上げて投網している。浜値はメスがキロ500円台前半と昨年の同時期より高値を付けている。


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