全国スーパーマーケット協会主催の商談展示会「第60回スーパーマーケット・トレードショー2026」が18~20日、千葉市の幕張メッセ全館で開催された。主催者企画では、小売における冷凍関連売り場の拡大と売上増、時短簡便ニーズの高まりを受け「冷凍ゾーン」規模を拡大。各ブースでも冷凍をテーマに出展する企業が目立っていた。来場者は新たな商品の発掘や売り場作りを考える情報交換の場として活用していた。
株式会社SAKAMA(東京都、柴田壮潤社長)は水産流通のデジタル化を推進するプラットフォーム「サカマオーダー」を展開している。仲卸業者と飲食店間のLINEでの注文を人工知能が自動で認識・整理する仕組みで、2月から本格的な導入支援を開始した。初期費用は無料で、まず2週間の無料体験から利用できる。
岩手県の三陸沿岸、大槌町にこのほど、ウニの陸上蓄養に取り組む試験研究施設が完成し、18日に開所を祝うセレモニーが行われた。町と自動車部品メーカーのトヨタ紡織株式会社(愛知県刈谷市)、トヨタ紡織東北株式会社(岩手県北上市)、岩手大学が連携協定を結ぶプロジェクトで、磯焼け対策として間引いたウニの蓄養技術を確立し藻場の再生・保全を目指す。将来的には蓄養ウニを観光資源に活用するなど地域活性化も視野に入れる。
岩手県の宮古市魚市場で、今月から毛ガニの出荷量がまとまっている。昨年12月の解禁から1月末までの水揚量は1トンに満たなかったが、2月は18日現在で8トンを超え、昨年同月並みの数量となっている。キロ平均単価は前年同期比19%安の約3400円(県水産技術センター水産情報配信システム調べ)。12日からの1週間で1トンを超えた日は4日あり、漁業者らは活気づいてきた漁模様に期待を寄せている。
函館市、北海道大学地域水産業共創センターは16日に南茅部総合センター、17日に戸井西部総合センターで「令和7年度函館市水産産学連携交流会」を開いた。漁業者や漁業振興に携わる関係者の連携を深めるとともに、研究成果や地域漁業のニーズなど各情報を共有することなどを目的に2007年度から実施。今回は研究者らがコンブ(3月2日付掲載)やキングサーモン完全養殖、ブルーカーボン、魚の鮮度保持などについて講演した。
留萌管内の2025年度三陸向け半成貝出荷量は、前年度より約2割多い1100トン余り。新星マリン漁協が1月以降、臼谷・鬼鹿地区合わせ160トン、北るもい漁協苫前地区が残り30トンの出荷を見込み、3月上旬までに終える予定。昨年末時点で小ぶりだったが、年明けから成長が進み例年並みとみられる。
北海道日本海沿岸のニシン刺網漁は、主産地・石狩湾漁協で石狩本所の1月18日を皮切りに始まった。石狩本所は1月末に最初のピークを迎えたものの、その後は大きな盛り上がりに欠ける展開。厚田支所と浜益支所はシケや海獣類の被害に苦戦しながらも低調だった昨年同期を上回る漁況で推移している。ただ、3千トン超を記録した2024年に比べ低進度で、浜値はメスの高値でキロ600円台を付けるなど昨年より強含みを呈している。
道経済部は12日、道産食品の魅力を発信するトップランナーとなる「北のハイグレード食品2026」の発表セレモニーを、札幌市の札幌パークホテルで開いた。応募総数81事業者109品の中から一流シェフやカリスマバイヤーなど「食」分野の第一人者が水産品2事業者計4品を含む24品を選定。受賞者に選定証書が贈られた。
別海漁協のホッキけた引漁は、当初の計画より操業日数が増え、1月の水揚量は前年同月比2倍62トンに伸長した。2月は休漁となり、3月上旬に再開する予定だ。1月7日に17隻でスタート。黒ホッキ漁場、茶ホッキ漁場、造成区、未利用区の4漁場のうち、未利用区と黒ホッキ漁場を中心に30日まで計16日間操業した。
道は13日、2026年度当初予算案・25年度補正予算案を発表した。26年度一般会計予算案の水産関係分は274億4446万2千円で、25年度比1.1%減。Jブルークレジットを活用した藻場保全活動や漁業系廃棄物の循環経済への移行を促進する事業費を新たに盛り込んだ。