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新聞記事

2018年1月の記事一覧

掲載日:2018.01.22

道立漁業研修所開所20周年 札幌で記念式典、節目祝う

 北海道立漁業研修所(鹿部町、黒島光博所長)の開所20周年記念式典が16日、札幌市の京王プラザホテル札幌で開かれた。研修修了生をはじめ全道各漁協の組合長、道、道議会、系統・関係団体など関係者160人が出席。20年の節目を祝うとともに、浜の第一線で活躍する人材輩出を担う研修機関の存在意義をあらためて確認し合った。


掲載日:2018.01.22

道南の養殖順調に生育 「今までで一番」の声も

 戸井漁協東戸井地区(前浜)のコンブ養殖は、ミツイシ中心に促成マコンブも手掛ける。ミツイシの成長経過を確認した芳賀浩平さんは「今までで一番良い状況」と声が弾む。爆弾低気圧などによるシケ被害もなく「このまま順調に」と願う。2月に入ってから間引きを開始し、さらに成長を促していく。


掲載日:2018.01.22

岩手県重茂のアワビ 年10トンずつ減産に危機感

コンブの母藻と石を入れ漁場に沈設されたスポアバッグ

 岩手県一のアワビ水揚げとなる宮古市の重茂漁協は昨年11、12月の今季、2号品含め17トンと低迷した。2季続けて10トンずつ減らし、危機感を強める。餌海藻の不足を大きな要因とみて対策に全力。ワカメなどの給餌に加え、コンブ増殖で「スポアバッグ」「海中林」という新手法に乗り出した。全県的な一段の減産で資源懸念が深まる中、注目、期待される。


掲載日:2018.01.15

ホッカイシマエビ「舞撰」 歯舞漁協が商標登録

「舞撰」の名称でブランド展開する歯舞産ホッカイシマエビ

 歯舞漁協は「舞撰(まいせん)」の名称で地場産ホッカイシマエビのブランド化に乗り出した。昨年11月中旬に商標登録が完了。専用ステッカーもつくり、それを貼る出荷用パックはエビの赤色が映える黒色でより丈夫なものに部会で統一。品質管理も徹底し良質な煮エビを生産する。村内茂歯舞北海えび漁業部会長は「これを機に、より一層PRに力を入れていきたい」と話す。


掲載日:2018.01.15

青森 前年比3.1倍に回復

 青森県の昨年のコンブ実績は、数量が低調だった前年の3.1倍となる407トン。加えてキロ平均単価も50%高の2027円に上昇し、金額は4.6倍の8億2600万円と伸ばした。


掲載日:2018.01.15

三陸ワカメ 来月1日初入札

 三陸ワカメの入札が2月1日の宮城県産からスタートする。今季は宮城、岩手両県合わせ2万7804トンの生産が計画され、昨シーズンを約2000トン、7.5%上回る見通しだ。これまで両県とも生育は良好で目立ったシケ被害もなく、順調な出荷が期待される。


掲載日:2018.01.15

ブロケード 原宿にサーモン丼専門店

 株式会社ブロケード(横浜市)は昨年12月29日、東京・原宿にサーモン丼専門店「熊だ」をオープンした。国産のサーモンのみを使用。日本全国の養殖サーモンのブランド化が進む中、都内でも珍しい業態であり、既存店との差別化を図る。原宿という土地柄とも重なり、インバウンド需要も取り込む。


掲載日:2018.01.15

南かやべ スケソ上向く兆し

卵が完熟しているスケソ(11日、木直漁港)

 南かやべ漁協のスケソ刺網は、11日に深場で漁がまとまり、着業者は好転に期待を寄せている。一方、浜値は漁中盤から薄漁が続いた影響でキロ200円台に高騰している。


掲載日:2018.01.15

長万部の潜水 ナマコ堅調4000円台

ダイバーが荷揚げする静狩地区のナマコ(昨年12月)

 昨年12月から始まっている長万部漁協のナマコ潜水漁は、日産150キロ程度と例年並みの水揚げ。良型が多く、浜値はキロ4300円程度と例年より堅調に推移している。


掲載日:2018.01.15

岩手ホタテ 高騰、1000円も

高値と死滅の少なさで3億円まで伸びた吉浜のホタテ水揚げ(11日)

 岩手県のホタテが高騰を極め、年明けの高値はキロ1000円と大台に乗った。上場不足が最大の要因だが、生産者からみても「異常」なほどだ。買受人は厳しさが増しているが引けない状態のようで、高騰は広田産新貝が揚がり始める2月下旬ごろまで続くとみられる。


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