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新聞記事

2016の記事一覧

掲載日:2016.02.22

道の新年度予算案 3%減266億9000万円

 道は19日、平成28年度予算案・27年度補正予算案を発表した。28年度予算案の水産関係総額は266億9336万4000円で、本年度2定現計額に比べ2.7%・7億3693万円の減少。道産水産物魚食普及推進の新規事業、日本海ニシン栽培漁業定着の拡充事業を盛り込んだ。一方、27年度補正予算案ではロシア200カイリ水域でのサケ・マス流網漁禁止に伴う対策、環太平洋連携協定(TPP)の関連対策などを新規計上した。


掲載日:2016.02.22

新深浦町漁協本所青年部 イトウ海面養殖進展

屋内水槽での海水飼育

 青森県の新深浦町漁協本所青年部(五十嵐禎史部長・14人)が挑む日本初のイトウ海面養殖が進展した。3季目の試験で500グラム前後の小型サイズに替え、事前の海水による水槽飼育で餌食いが上がり3カ月ほどで700~800グラムに成長。2月中に海面いけすに移し、5月に水揚げ、試食会を見込む。青年部で商品化のニーズをつかみ事業化まで育てたい考えだ。


掲載日:2016.02.22

NSニッセイ(小樽)の商品戦略 水揚げ変化に対応 自社製魚醤で差別化

イワシのオイル漬け

 道産・国産原料で化学調味料・添加物を使用しない食品づくりを続けている小樽市の株式会社NSニッセイ(髙橋晃一社長、電話0134・52・2022)。北海道沿岸の漁業生産動向が変化する中、近年増えているブリ、サバ、イワシなどの商品開発にも挑戦。新たな加工原料の有効活用で、安定供給に取り組んでいる。


掲載日:2016.02.22

浜中 カキ試験養殖2年目

 浜中漁協のかき養殖部会(西岡久一部会長)はことし、試験操業のカキ養殖で前年の4倍に当たる40万個の出荷を計画している。需要が見込める雪まつりシーズンの来年2月までに出荷体制を整える構えだ。


掲載日:2016.02.22

留萌管内エビこぎ ナンバン苦戦

こぎ漁で苦戦しているナンバンエビ

 最盛期に入った留萌管内のエビこぎ漁が苦戦している。水温が高く産卵が早まっていることも影響し漁場は微妙に変化しているため、一航海の水揚げは減少傾向。さらに1月以降はシケが多発、漁獲量は大幅に落ち込んでいる。


掲載日:2016.02.22

中村産業がパッケージ改革 大日本印刷と共同展開

シールパック社の「トレーシーラー」

 包装機を中心とする食品エンジニアリング商社の中村産業株式会社(千葉県松戸市、中村剛太郎社長)は大日本印刷株式会社と手を組み、パッケージ改革に乗り出している。新しいパッケージ方式を生み出すシールパック社(ドイツ)のトレーシーラーで新包装形態を提案。ことし本格投入するパッケージトレーは、缶詰ではできない電子レンジ加熱とレトルト処理ができる耐熱性を備えている。


掲載日:2016.02.22

復興へフード見本市 自慢の逸品競演

 宮城県の水産都市で相次いで見本市が開かれた。16日には塩竈市のホテルグランドパレス塩釜で「2016塩釜フード見本市」、17日には石巻市の石巻魚市場で「2016石巻復興フード見本市」。両会場とも前浜物や独自のノウハウを生かした水産加工品をそろえ、全国から来場するバイヤーに産地の魅力を発信した。


掲載日:2016.02.22

鵡川ししゃも 漁協ふ化事業再開

 鵡川漁協は今春、平成24年以来4年ぶりに、ふ化場で産卵・成育したシシャモの資源を放流する。親魚捕獲が23年以降不調続きだったが、昨秋新たな捕獲手法の導入で成功した。産卵後の成育も順調。近年前浜の漁獲量は減少傾向で、ふ化放流事業の再開は資源回復への一助となると期待がかかる。


掲載日:2016.02.22

マリンバンク大会 推進委員600人集結

 道信漁連(横内武久会長)は16日、札幌市の定山渓ビューホテルで第49回マリンバンク推進委員全道大会を開いた。全道各地の同推進委員ら約600人が参加。3地区の体験発表や意見交換を通して交流を深めるとともに、浜の暮らしを守る「北海道マリンバンク」の機能発揮に向け、信用事業推進活動の充実・強化を確認し合った。


掲載日:2016.02.22

戸井ドンコ昨年割れ 来月挽回に期待

昨年を下回る水揚げのドンコ(19日、戸井漁港)

 戸井漁協のドンコ延縄は昨年を下回る水揚げで推移している。同漁協によると、漁が始まった1月から2月15日までの累計数量は前年同期比1割減の10.7トン。吉宝丸(8トン)の吉村憲一さんは「日産は昨年に比べ10~15箱(1箱8キロ)ほど少ない。サイズも小さい」と話す。


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