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新聞記事

2016の記事一覧

掲載日:2016.08.01

噴火湾、稚貝十分に確保 自賄い可能漁家も

棒網の稚貝採り作業。付着数量、サイズとも問題なく順調だ

 噴火湾の稚貝採取は順調に進み、大半の漁家が終盤戦に入った。全湾で必要数量を十分に確保。渡島側では例年より多く採取した地区もあり、地場産だけで賄う漁家も増えたようだ。


掲載日:2016.08.01

長万部漁協 ヒラメ刺網順調

小型サイズが多いヒラメ(7月26日、長万部漁協市場)

 長万部漁協のヒラメ刺網は、比較的順調な水揚げだ。サイズは小型傾向だが水揚量は例年並み。漁は終盤戦に入り、着業者は8月中旬まで好漁が続くことに期待を寄せている。


掲載日:2016.08.01

利尻漁協 好漁のホッケ一段落

パンにきれいに並べて出荷するホッケ(7月26日、雄忠志内地区)

 利尻漁協のホッケは、6月末までのまとめで数量が前年同期比45%増の240トン、金額は同50%増の6199万円と伸ばしている。刺網で操業する谷口正敏ホッケ部会長は「7月はいまひとつだが、6月は好漁だった」と話す。


掲載日:2016.08.01

利尻 天然が最盛期 仙法志繁茂、序盤ナギ続く

天日干しで乾燥させる天然コンブ(7月26日、鴛泊地区)

 利尻漁協の天然コンブ漁が最盛期を迎えている。好調なのは仙法志地区で、繁茂良好に加えハシリは天候に恵まれてほぼ休みなく出漁。着業者は「解禁からこれだけ続けて出るのは初めて」と口をそろえ、順調に水揚げを積み重ねている。


掲載日:2016.08.01

サンマ漁況 今季も低調見通し

 秋の味覚を代表するサンマ。近年漁場の沖合化など漁獲動向が不安定になり、特に昨季は史上最低の水揚量。単価は2倍近くに高騰し、消流は苦戦を強いられた。本特集では今季の漁況見通し、安定供給に向けた生産者、産地加工業者、流通業者の取り組みなどを紹介する。


掲載日:2016.08.01

宮城カキ採苗 鳴瀬付着100~150個

抑制棚への移動に向け付着原盤を積み込む作業船(7月28日、いずれも鳴瀬地区)

 宮城県のカキ採苗は、松島湾で原盤の投入が始まった。県漁協鳴瀬支所管内では7月28日ごろ、原盤1枚当たりの付着が多いところで100~150個となり、抑制棚に移す作業を開始。松島支所管内の磯崎地区前浜では付着が千個前後と伸びている。採苗時期は昨季より遅れるものの、滑り出しの感触は良さそうだ。


掲載日:2016.07.25

標津産秋サケの挑戦「船上一本〆」普及

定置業者が手間をかけて出荷する「船上一本〆」秋サケ

 活じめ鮮魚「船上一本〆」を水産物の付加価値・ブランド化事業に位置付ける標津町。地域HACCPの厳格な衛生管理に取り組んで、まちの象徴でもある秋サケでは、地元企業が昨年から関東圏に構える飲食店でメニュー提供。食材の調理加工を地元加工業者が担う。船上から最終消費者まで活じめの経済価値をつなぐ窓口もでき、地域連携で需要拡大に挑んでいく。


掲載日:2016.07.25

湧別漁協 玉冷委託先にオートシェラー

昨年、山口海商に導入したオートシェラー

 湧別漁協はこのほど、玉冷製造委託先の株式会社小谷商店に株式会社ニッコー(釧路市)製自動ホタテむき機「オートシェラー」を導入した。昨年の有限会社マルヤマ山口海商に続いて2台目。今回は手作業のホタテ投入も機械化。投入部分を経済産業省の「中小企業経営支援等対策事業」に補助申請している。


掲載日:2016.07.25

上磯の新ブランド 峩朗カキ増産へ

 「峩朗(がろう)カキ」のブランドで展開する上磯郡漁協上磯支所のカキ養殖は、着業軒数や施設基数を増やすなど規模を拡大、8月に昨年を7万個上回る約16万個の半成貝を知内地区から搬入し今季の養殖を開始する予定だ。


掲載日:2016.07.25

宮城・南三陸市場のかご水揚げ タコ好漁1隻1トンも

相対販売でキロ250円と安定する灯台ツブ

 宮城県北部のタコかごが好漁だ。南三陸町市場では連日1トン以上を水揚げする船もある。7、8月の沖底船休漁で空く沖漁場での漁獲が多く、例年なら数日で漁落ちするが、まとまった水揚げが続く。混獲の灯台ツブ(沖ツブ)、毛ツブも値が安定し、良好なシーズンとなっている。


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