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新聞記事

加工流通一覧

掲載日:2023.11.20

オホーツク活魚、急速凍結庫を新設


 枝幸町の株式会社オホーツク活魚(藤本信治社長、電話0163・62・4553)は、急速凍結施設を新設した。自社製品の凍結や冬期の漁閑期に稼働する原料確保に加えて、国内外の業務筋など需要先への原料供給に乗り出す。親会社の藤本漁業部が猿払村で定置漁業を営んでおり、多魚種が獲れる産地の優位性を生かし、従来の活・生鮮と併せて冷凍品で北オホーツク産の消流拡大を進めていく。


掲載日:2023.11.20

導入進むTOSEIの真空包装機


 真空包装機国内最大手の株式会社TOSEI(東京都品川区、谷嶋和夫社長)は、新潟市中央区の朱鷺(とき)メッセで8~10日に開かれた食の国際総合見本市「フードメッセinにいがた2023」にブース出展した。人手不足の解消や食品ロスの削減につながる真空包装機は近年、水産業界でも導入が進む。実機のデモンストレーションを繰り広げながら品質や作業効率の高さ、中小企業が活用できる導入時の税制メリットなどをPRした。


掲載日:2023.11.13

日本トレクスのスワップボデー、庫内温度マイナス25度

スワップ冷凍バンボデー


 トレーラ、トラックボデーを製造販売する日本トレクス(愛知県豊川市、高崎文弘社長)は冷凍冷蔵に対応した「スワップ冷凍バンボデー」を開発した。スワップボデーは取り外して他のトラック(キャリア)に付け替えられるボデー(荷台)。庫内温度はマイナス25度まで対応している。同製品は、政府が来年4月から働き方改革関連法で運転業務に時間外労働の上限規制を適用することでドライバー不足が加速し、物流に支障を来す「物流の2024年問題」に着眼点を置いている。同問題にはドライバーが荷物の積み下ろしのために待機する荷待ち時間、車中泊や宿泊を伴う長時間拘束などが背景にある。そのため、スワップボデーはドライバーが中継拠点で復路便の荷台に付け替える方法で長時間労働の解決につなげる。


掲載日:2023.11.13

ナメタガレイ荷動き活発化に期待-東京都・豊洲市場-


 東京都・豊洲市場のナメタガレイ消流は、煮魚の消費が伸びる気温低下が鍵を握る。7日に都心で25.7度と100年ぶりに11月の最高気温を更新。6日に釧路産を仕入れた仲卸業者は「最高気温15度を切ってくれれば、売れ行きは伸びていくだろう」と異常気象の動向を注視している。


掲載日:2023.11.13

イオン、全漁連とフェア開催


 漁連・漁協らが地元漁師自慢の魚「プライドフィッシュ」を選定してPRするプロジェクトが今年10年目を迎えた。これを記念し、イオンリテール株式会社は全漁連と協働して10~12日、「イオン」「イオンスタイル」など380店舗で10周年フェアを開催した。10月に新たに加わった魚種や、季節もの、その地域ならではのものを品ぞろえしたほか、未利用魚を活用した新商品を販売。官民協働の魚食普及プロジェクト「いいさかなの日」とも連動させ、国内の水産物消費拡大に取り組んだ。


掲載日:2023.11.13

炉ばた料理を食卓に


 釧路市で同地の食文化「炉ばた料理」を提供する居酒屋を営む株式会社くし炉 あぶり家(若原一恭社長)は昨年から道東産を使用した水産品を中心に食品製造業に乗り出している。自社工場を構え、店舗で提供している炭火焼きをはじめパスタソース、レトルトカレーなどを商品展開。「CAMP DE ROBATA」と銘打って、炉ばた料理をキャンプで手軽に食べられる商品も打ち出し、販売拡大に取り組んでいる。


掲載日:2023.11.06

サンマ価値落とさず商品化-オイシックス・ラ・大地-

「骨まで丸ごと!小ぶりサンマの炊き込みご飯の素」の商品と調理例


 食品宅配サービス「Oisix」を展開する株式会社オイシックス・ラ・大地株式会社は小ぶりなサンマを有効活用する取り組みを始めた。餌やすり身の原料として低価格で流通する傾向がある原料も価値を落とさないよう、炊き込みご飯の素として商品化した。また、記録的猛暑の影響で二等米となった今年度産新米も、食味確認を行った上で販売。サンマも米も本来の価値を落とさず消費者に届けるよう「レスキュー(救済)」(同社)しながら、今年ならではの食べ方を提案する。


掲載日:2023.11.06

統一ブランド「北海道たべものがたり」販路拡大へスクラム


 北海道の水産加工業者がスクラムを組んだ「一般社団法人北海道食のブランド推進協議会」(理事長・高橋誠有限会社タカハシ食品社長)は、「北海道たべものがたり」の統一ブランドで北海道の食文化を発信、販路拡大を進めている。各社の特長を生かし、単独では困難だった新たな売り場の獲得など相乗効果も創出。水産品を中心に道産食品の認知向上、需要発掘に挑んでいる。


掲載日:2023.10.30

TOSEI 北海道で外食産業展に初出展


 真空包装機最大手の株式会社TOSEI(東京都品川区)が、18、19日に札幌市内アクセスサッポロで開催された一般社団法人日本能率協会(JMA)主催の「観光・ホテル・外食産業展HOKKAIDO2023」に初出展した。国内シェア1位を誇る「TOSPACK(トスパック)」シリーズに、来場した業界関係者の熱い視線が集まった。


掲載日:2023.10.30

北海道産活ヒラメ、シケ明けて入荷増-東京都・豊洲市場-


 東京都・豊洲市場の活ヒラメの消流は北海道、東北のシケ続きで数量がまとまらず高騰していたが、24日に搬入量が増加。卸値が半値に落ち着き、活魚を扱う仲卸は「これから引き合いが増えてくれれば」と期待する。全国合算の数量で競り・入札は20日892キロ、21日958キロ、23日937キロと続き、24日に1.6トンと伸長。活魚の卸値は1~1.5キロサイズでキロ5千円ほど。「前日までは1万~9千円と高過ぎた。これから入荷量が増えればもっと下がるだろう。これまで高値だった分、売れ行きも良くなるのでは」と推察する。


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