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新聞記事

飲食店向け一覧

掲載日:2017.01.16

函館の坂井商店 アブラツノザメに付加価値

神経じめしたアブラツノザメの身

 延縄や一本釣りなどに掛かり厄介者扱いされることが多いアブラツノザメ。刺網で専門に獲る漁業者もいるが、その数はごくわずかだ。こうした中、函館市の鮮魚卸・販売店、有限会社坂井商店(坂井雄二社長、電話0138・47・3009)は神経じめによって付加価値を高め需要を開拓、道内外の料理店などから高評価を受けている。


掲載日:2017.01.16

三浦半島・猿島のワカメ 新芽収穫と販売開始

さるひめのしゃぶしゃぶ(うれしたのし屋)

 神奈川県三浦半島の食の魅力を伝える「猿島海畑活性化研究会」による猿島ワカメの新芽収穫と販売が、10日に始まった。
 猿島は、同県横須賀市にある無人島。東京湾最大の自然島で、島の大半を猿島公園として、市が整備している。


掲載日:2017.01.01

2017 タグコレクション 差別化へ工夫凝らす

 活じめなど鮮魚の差別化出荷が全道各地に広がる中、産地や魚種などの拡大と併せて、販促物のタグやステッカーも多種多様なデザインが登場。生産者や産地仲買が買い手の目を引くように絵柄や形状など工夫を凝らしている。
 例えば形状では長方形、円形、ひし型が中心だが船、地形を模した形状もある。多数のタグ付きの鮮魚が並ぶ札幌市中央卸売市場の売り場を見流しても目を引く。


掲載日:2016.12.12

函館の山大、食メニュー開発で浸透へ

函館市の水産加工・販売、㈱山大(小林繁孝社長、電話0138・48・0231)は、秋サケの山漬・かまくら熟成など企業ブランドの確立に向けて打ち出した商品群の売り込みを本格化している。函館空港に専用売り場を設置。併せて商品を素材にメニューの開発・提案で食シーンを訴求し、浸透を進めていく。
 同社は、デザインの力で加工食品の魅力を高める函館市の「ビジュアルコミュニケーション導入支援事業」に参画。社内外の聞き取り調査も実施し企業イメージの現状把握から「愛される企業・商品づくり」「らしさの創造」などを目標に「新・山大ブランド」を生み出した。
 道南産原料の活用や、化学調味料を極力使用しない手作りの味、昔ながらの製法などが統一コンセプト。パッケージやカタログも象形文字のロゴ、魚を入れる竹かごをイメージした網目の文様をデザインし、視覚の商品力も追求している。


掲載日:2016.12.12

天然専門、対面PR/東京・築地場外の昭和食品

秋サケやトキ、ベニなどを中心に扱う天然サケ専門店である昭和食品

 築地場外市場にある(有)昭和食品は秋サケやトキ、ベニなどを中心に扱う天然サケ専門店。対面販売の利点を生かし、消費者にサケの魅力を直接説明。同社3代目、「しゃけこ」の相性で親しまれる佐藤友美子社長は「おいしいサケをまた食べたい。一人でも多くの方にそう思ってもらうことが私の仕事」と話す。昆布やつくだ煮店など場外市場他業者との「コラボレシピ」も提案している。
 看板商品はトキサケで「九州方面など南の方々にも人気が高い」という。道産のほか岩手県大槌の「南部鼻曲がり」、新潟県村上の「塩引鮭」など全国各地の良質なサケを厳選して販売する。
 今年新たに加わったのが猿払村産秋サケの山漬け。漁業者から直接電話を受けた佐藤社長が現地に飛び、乗船して生産現場を視察、取扱いを決めた。佐藤社長が目利きする良質な魚を求め一般客のほかプロの料理人も足を運ぶ。


掲載日:2016.12.12

上野にサバ定食専門店/鯖や、米問屋とタッグ

金の鯖定食

 サバ料理専門店を運営する㈱鯖や(大阪府豊中市、右田孝宣社長)と、米穀卸大手の神明(神戸市、藤尾益雄社長)は9日、東京・上野の上野マルイ店内にサバ料理の新たな定食業態「SABAR+(サバープラス)」をオープンした。
 米とサバの消費拡大に向け、両社が5月に締結した業務提携の一環。若年層による米離れ、魚離れに対する危機感を募らせていた。
 既存のSABARが居酒屋形態なのに対し、新店舗はランチがメーン。若年層をターゲットに、焼きサバや煮サバなどの定食を千円前後で販売する。同店限定の「金の鯖定食」はご飯に「金のいぶき」を使用。栄養価の高い胚芽が通常より約3倍大きい新品種の玄米で、血流改善に良いといわれるGABAやビタミンEも豊富に含んでいる。


掲載日:2016.12.05

毛ガニ品薄強含み

年末商戦直前の冷凍毛ガニ(11月25日、札幌市中央卸売市場)

 北海道産毛ガニは今年も小サイズの冷凍在庫が低水準で年末商戦を迎える。主力産地のオホーツク海で大中主体の水揚げとなったのが要因。加えて、ふるさと納税の返礼品で需要が増大し、供給量がタイト。一方、末端の消流は訪日外国人観光客向けにホテルや飲食店からの引き合いが堅調。相場は強含みの様相だ。


掲載日:2016.11.28

函館の回転ずし 「函太郎」が東京進出

「にっぽん、グルメ街道」内に開店した「函太郎」

 回転ずし「函太郎」を展開する株式会社吉仙(函館市)は22日、東京駅八重洲口の商業施設「東京駅一番街」に同日開業した新ゾーン「にっぽん、グルメ街道」内に立ち食い店をオープンさせた。同社初業態。


掲載日:2016.11.28

羅臼漁協 ブリを船上活じめ

今年作成した販促ポスター(18日、羅臼漁協)

 羅臼漁協は昨年から秋サケ定置で混獲されるブリの販路拡大に向け、ブランド化に乗り出している。8キロ以上で丸々と太った魚のみを厳選し、船上で活じめ。脂質量も高く、道内外から評価を得てきている。


掲載日:2016.11.21

「熟成魚」が訴求効果 鮮魚居酒屋に新風

東京・渋谷に店を構える「うらら」

 福井県に根ざした食文化「熟成魚」を前面に押し出した居酒屋が東京都心で話題を呼んでいる。熟成という手法は「熟成肉」が先行ヒット。メニューに加えた飲食店が急増し、熟成肉という言葉は一気に浸透してきた。その勢いは魚にも引き継がれ、“新たな魚グルメ”へと成長を続けている。


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