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新聞記事

東北北陸一覧

掲載日:2021.09.06

三陸イサダでサプリ商品化、年内発売

サプリメント「桜こあみパウダー」のカプセル


 株式会社 國洋(岩手県大船渡市、濱田浩司社長、電話0192・27・1611)は、三陸産イサダ(ツノナシオキアミ)を原料にしたサプリメントを開発した。肥満や動脈硬化、高血糖などを抑える効果のある成分を含むことに着目。抽出したオイルを粉末化し、カプセルに詰めた。年内の発売を計画。三陸特有の水産資源を生かした高付加価値商品として売り込む。


掲載日:2021.09.06

重茂漁協交流館を光触媒コーティング


 「安心して来館を」―。岩手県宮古市の重茂漁協(山崎義広組合長)は、運営する市重茂水産体験交流館「えんやぁどっと」に、抗菌効果が見込める光触媒コーティングを施した。人体には無害で、新型コロナウイルスを分解する機能もあるとしている。抗ウイルス化をアピールして利用客アップを目指す。


掲載日:2021.08.30

三陸やまだ漁協トラウト海面養殖へ


 岩手県山田町の三陸やまだ漁協(生駒利治組合長)は今年度、町の支援を受け、山田湾でトラウトサーモンの海面養殖に乗り出す。2023年度からの事業化を視野に、2カ年の実証試験で採算性や漁場環境への影響などを確認する。秋サケの記録的な不漁が続く中、主力のホタテ、カキと並ぶ収入の柱に育てたい考えだ。


掲載日:2021.08.30

青森・岩手・宮城3県秋サケ大不漁続く


 青森、岩手、宮城の東北3県の秋サケ漁は極度の不振となっている。各県のまとめによると、2020年度の沿岸漁獲量は青森1341トン(前年度比31%減)、岩手1277トン(同30%減)、宮城457トン(同31%減)。海水温の上昇などが要因とみられ、今後も厳しい状況が続きそうだ。


掲載日:2021.08.23

宮古陸上養殖ホシガレイ出荷開始


 岩手県宮古市が事業化を目指すホシガレイの陸上養殖で、2季目の出荷が10日、市魚市場で始まった。平均570グラムの20尾が競りにかけられ、キロ4500~3300円(平均3884円)の値が付いた。夏場のへい死が課題だったが、飼育環境の改善により安定供給のめどが立った。主要魚種の不漁が続く中、海面養殖の宮古トラウトサーモンとともに新たな収益の柱に育てたい考えだ。


掲載日:2021.08.23

宮城県秋サケ予測41万尾


 宮城県水産技術総合センターは11日、県内の2021年度の秋サケ来遊数が41万尾になるとの予測を公表した。前年度実績に比べ2.2倍だが、主力の4年魚と5年魚の来遊が低調に推移し、予測を下回る可能性があるとの見通しも示した。


掲載日:2021.08.09

カネヤマ石橋道内6次化 着々と前進

完成した加工場の外観


 岩内郡漁協所属で底建網漁や秋サケ定置網漁を営むカネヤマ石橋の6次産業化挑戦(2月1日付既報)が着々と前進している。石橋海(ひろし)代表の妻・亜希子さんが活じめや加工を実施。5月には自宅隣接地に自前の加工場が完成し、底建網に乗ったソウハチやホッケの干物製造などに力を入れる。


掲載日:2021.08.09

ホヤ、活で通年出荷

電子レンジで温めるだけで味わえる「ホヤぽん」


 6次産業化に取り組む株式会社海遊(宮城県石巻市雄勝町、伊藤浩光社長、電話0225・25・6851)は、雄勝湾で養殖するホヤの販売促進に力を入れている。高鮮度の加工品を開発。殻付き活の通年出荷は全国でも同社だけという。韓国による禁輸措置やコロナ禍で消費が低迷する中、より多くの人に食べてもらおうと知恵を絞る。


掲載日:2021.08.09

加工業に来たれ若い力

自動化・機械化を進めた盛信冷凍庫の加工工場


 宮城県石巻市で、水産加工会社などの人材確保を後押しする事業が始まった。漁師の担い手育成に実績のある一般社団法人フィッシャーマン・ジャパン(FJ、同市、阿部勝太代表理事、電話0225・98・7071)が市の委託を受け、専用サイトで求人募集を開始。水産業に関心のある若い力を掘り起こし、業界全体の底上げにつなげる。


掲載日:2021.08.02

2021年上半期海水温おおむね高め


 漁業情報サービスセンター(JAFIC)は、2021年上半期の日本周辺における漁海況の特徴について取りまとめた。日本近海の海面水温は、北部が冬季に寒気の影響で近年(11~20年平均)より低めの海域もあったが、以降はおおむね高めであった。長期的には上昇傾向を示している。


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