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新聞記事

2018年11月の記事一覧

掲載日:2018.11.05

岩手天然コンブ、減産高値続く

初入札での買受人の品質チェック(県漁連久慈共販所)

 岩手県産天然干しコンブの今季初入札が10月30日、久慈市の県漁連久慈共販所で開かれた。九戸地区の採り、寄り(拾い)21.8トンが上場。10キロ値で久慈市漁協久慈浜産採りマコンブ(マ)5等2万3510円など、高値となった昨年と同程度の落札が多くなった。


掲載日:2018.11.05

オ海中部秋サケ終盤 常呂が健闘、以北不調

終盤に入った紋別漁協の水揚げ作業。小型化、単価安が響き金額は落ち込んでいる(10月31日、紋別港)

 北海道の秋サケ定置は、10月後半に入って根室海峡、斜網地区を中心に昨年より水揚げが伸びて昨年実績の5万768トンを超え、10月末で5万4500トン。11月漁次第で6万トンも見えてきたが、低水準は変わらず、浜間格差も存在している。


掲載日:2018.11.05

マルシュウフーズ 石巻に新工場

工場の外観

 宮城県石巻市の株式会社マルシュウフーズ(吉田秀樹社長、電話0225・98・9126)は、同市万石町に本社機能を備えた工場を新設、10月稼働を始めた。処理能力は既存工場の2倍近くにも達し、付加価値の高い加工品の生産を主軸にするとともに、念願だった通年生産も実現する。新工場稼働を機に、これまで温めてきたレシピの商品化も加速させる。


掲載日:2018.11.05

石巻の本田水産 金華さば漬け丼が大賞

個包装で2パック入っている「金華さば漬け丼」

 宮城県は、東京・池袋のアンテナショップ「宮城ふるさとプラザ」で「みんなのみやぎフードグランプリ2018」を開催。「海の幸」部門の大賞には、本田水産株式会社(石巻市)の「金華さば漬け丼」が選ばれた。今後、同所で販売するなど首都圏での販促を強化させる。


掲載日:2018.11.05

サロマ湖カキ出荷調整 放卵遅れで 高値傾向に反映

1年カキのむき作業。放卵が遅れ今後の身入りに期待がかかる(10月30日、浜佐呂間地区)

 サロマ湖3単協(湧別、佐呂間、常呂漁協)のカキ出荷が10月に始まった。主体の1年カキは放卵遅れが目立ち、大半の着業者が出荷調整を余儀なくされている。序盤の水揚げは湧別が6割減となったほか、佐呂間は1週間ほど遅い同月30日の初出荷。全体出荷量が少なく浜値は堅調。10月末までキロ2000円台を付けた。


掲載日:2018.11.05

雄武サケ缶3種 国分北海道が数量・秋限定生産

 大手食品卸・国分グループの国分北海道株式会社(札幌市)は、オホーツク雄武近海の秋サケを使用した「北海道雄武産鮭缶詰」3種を19日発売する。「北海道」命名150年記念商品として展開。各7200缶の数量限定で道内のみで販売。今年秋限定生産のプレミアム感も演出する。


掲載日:2018.11.05

久慈秋サケ1万尾、盛漁へ

盛漁期入りの様相となった久慈地区の秋サケ

 岩手県の秋サケは北から盛漁期入りの様相だ。久慈の水揚げは昨シーズンより20日ほど早く日産1万尾ペースとなった。宮古など中央部以南はペースアップが遅れている。明暗が分かれた現状で、海況要因を指摘する見方がある。魚体はばらつきがあるが、引き続き小さめが多い。大相場はメスが下げ傾向で900円台前半、オスは300円台後半と堅調を維持。


掲載日:2018.11.05

函館市の仲卸、丸善川原水産 グッズ通し、魚を生活に+

マグカップやTシャツなどさかなを+(たし)なむグッズ

 函館市水産物地方卸売市場の仲卸、有限会社丸善川原水産(岩館清一社長、電話0138・27・5125)は、「プラスさかなプロジェクト」と銘打った水産物の普及活動を展開している。食材として直接消費を訴えるのではなく、「さかな」を題材にした生活グッズを通し、魚を日常の中に解け込ませ、存在自体に親しんでもらう新たな切り口。「さかなから生活を+(たし)なむ」コンセプトで魅力発信に臨んでいる。


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