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新聞記事

2017年11月の記事一覧

掲載日:2017.11.20

岩手ワカメ 種よく巻き込み順調

全般的に出来が良い岩手県のワカメ種苗

 岩手県のワカメ養殖で、種苗糸の幹縄への巻き込み作業が順調に進んでいる。全般的に出来が良い様子で、ナギ(天候)も味方。11月末ごろまでに終わり、不足はなさそうだ。すでに終了した人、地区もあるが、これまで巻き込み後の広範な芽落ちは聞かれない。


掲載日:2017.11.20

気仙沼のカネダイ新工場 5加工室で付加価値高める

第2加工室に導入したOSJ型トンネルフリーザー

 株式会社カネダイ(佐藤輔社長)は今秋、気仙沼市川口町の新社屋兼加工場で本格操業を始めた。前浜産をメインに原魚種類や作業に合わせた5つの加工室を整備。春の完成から従業員を増やし準備を重ねてきた。震災発生から6年余のブランクとサンマ不漁など難しい局面を乗り越え「気仙沼ならではのストーリー性ある商品開発」(小野寺正喜常務)に力を注ぐ。


掲載日:2017.11.20

釧路シシャモ 薄漁高値2000円

水揚げ低調なシシャモ(16日、釧路港)

 白糠漁協と釧路3単協(釧路市・釧路市東部・昆布森)のシシャモは、低調な水揚げで推移している。白糠・3単協ともに16日現在で操業船全体の日産が数トン程度が大半で、10トンを超えた日は11月10日だけ。着業者は「この後上向くことに期待したい」と終盤での挽回に力を込める。薄漁を映し浜値は高く推移、キロ2000円強まで上昇している。


掲載日:2017.11.20

来遊数1700万尾前後 さけます・内水試が解析

 歴史的不漁で終盤を迎えた北海道の秋サケ。道総研さけます・内水面水産試験場は14日に開かれた道連合海区で、中期までの来遊実績と後期の来遊傾向から、最終の総来遊数が1700万尾前後にとどまる見通しを示した。主群の5年魚(平成24年級)、4年魚(25年級)とも来遊不振となり、特に根室、えりも以東の両海区が顕著。総来遊数の2000万尾割れは1544万尾だった昭和55年以来37年ぶり。


掲載日:2017.11.20

寿都産PR 観光地ニセコで鮮魚店とレストラン開設

和風の外観が目を引く「寿都アンテナショップ神楽」

 寿都町(片岡春雄町長)の特産品をPRする商業施設「寿都アンテナショップ神楽」が11日、観光地・ニセコ町にオープンした。寿都産魚介類を使った料理を提供するレストランと、寿都漁港から直送販売の鮮魚ショップで構成。国内外からの来訪者に寿都の魅力を発信し、観光客誘致や基幹産業・水産業の振興などにつなげていく。


掲載日:2017.11.13

パッケージ新時代 品質保持にガス置換

国分の新シリーズ「幸せ食感 焼丸」。充てん窒素が品質を保持する

 密封されたパッケージ内のガス成分比率をコントロールすることで品質保持やロングライフ化を図る「ガス置換包装」の存在感がいっそう増している。欧米で特に先行し、日本でも以前からある技術ではあるが、ここ数年で国内のスーパーやコンビニの総菜や精肉、鮮魚分野で採用が広がりを見せている。より新鮮さを求める消費者のニーズに応えつつ、食品や流通業界で対策が急がれるフードロス削減に取り組んでいく上で、有効な包装手法の一つとして評価が定着してきている。


掲載日:2017.11.13

本分散 長万部で終盤戦

順調に進んでいる本分散作業(8日、大中漁港)

 長万部漁協の稚貝本分散作業は終盤戦に入っている。台風18号後に一部へい死も見られたが、大半は作業・成育ともに順調。漁業者の多くが「昨年より成長している」と笑顔を見せる。


掲載日:2017.11.13

東しゃこたん漁協スルメイカ 発泡2.6倍、木箱33倍

船間格差が大きいスルメイカの荷揚げ(8日、美国漁港)

 東しゃこたん漁協のスルメイカ漁が好調だ。6月~10月末の数量は発泡が前年同期比2.6倍の826トン、木箱が同33倍302トン。同漁協は「昨年は11月後半から群れが南下してきて水揚げが急伸した。今年も期待したい」と意気込む。


掲載日:2017.11.13

日本昆布協会 消費拡大などで意見交換

 【大阪】日本昆布協会(大西智明会長)は10月30日、大阪のホテル阪急インターナショナルで「昆布大使と会員企業の懇談会」を行った。企業代表者ら約50人が参集、だしソムリエや栄養士などさまざまな資格を持つ大使17人と消費拡大などについて意見交換。輸出入の状況や外国産コンブの特長も説明した。


掲載日:2017.11.13

カキ選別機、脚光浴びる KID釧路が開発

来年度の完成を目指す「カキ重量選別機」のデモ機

 株式会社KID釧路(小林智之社長)が開発・販売している「カキ重量選別機」はカキ養殖業者から好評を得ている。カキをはかりに乗せるだけで重量別に最大4段階に仕分けることができる。室内でも使える省スペース設計で簡単に操作ができるのが特長だ。デモ機は9月に厚岸漁協に7台、10月に浜中漁協に10台と湧別漁協に1台を導入した。


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