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新聞記事

2017年9月の記事一覧

掲載日:2017.09.04

宮城秋サケ今季も不漁か

 宮城県水産技術総合センター内水面水産試験場は8月25日、同県の秋サケ本年度来遊予測を公表した。108万尾で昨シーズン(100万尾)をやや上回るが、昨シーズンが記録的な不漁だけに来遊数回復は今季も望み薄といえそうだ。


掲載日:2017.09.04

中標津地方魚菜の独自ブランド戦略

手のひらサイズのソウハチ干物

 中標津町地方卸売市場を管理運営する中標津地方魚菜㈱(久本眞一社長、電話0153・72・3392)は昨年再整備した新加工センターを基盤に窒素生成システムを活用した干物の商品展開に力を入れている。併せて簡便、即食など消費者ニーズを踏まえた新商品の開発も進めている。販路では国内に加え、道の輸出拡大戦略と共同歩調で、タイなどアジア圏の市場開拓にも乗り出す。


掲載日:2017.09.04

東しゃこたん漁協 ウニ陸上蓄養に挑戦

美国支所荷捌所のキタムラサキウニ蓄養施設

 東しゃこたん漁協美国地区浅海漁業部会(白川浩治部会長)は今年、キタムラサキウニの陸上蓄養試験に乗り出している。観光客の多い夏の需要期に安定した供給体制を確立するのが目的。水揚げしたウニを蓄養できる期間や個数を調査。7月24日に開始し、8月28日に実施した身入り調査では色味は天然と差はなく、順調に経過している。


掲載日:2017.09.04

森漁協来季の加工貝 へい死率1桁

森漁協の加工貝出荷作業。来季は1万トン台の出荷量が期待される

 今春に耳づりした森漁協の加工貝は、例年以上にへい死が少なく順調に成長している。8月中旬のへい死率は3~6%と圧倒的に低く、髙瀬由紀雄部会長は「生産回復が期待できそう」と安どしている。


掲載日:2017.09.04

南かやべ漁協 就漁2年目の夏 コンブや定置に汗

 昨春地元の高校を卒業した南かやべ漁協の本間海飛さんと石川明将さんは、漁師になり2年目の夏を迎えた。天然コンブなど家業に加え、定置の乗組員としても働く忙しい毎日を過ごすが「漁師の仕事は面白い」と充実。降り注ぐ太陽の下、将来の浜を担う若手2人は漁業の道を着実に歩んでいた。


掲載日:2017.09.04

北朝鮮のミサイル 暴挙許さぬ

小野寺防衛大臣(左)に対し、適切な処置を強く求める高橋道知事(中央)と川崎道漁連会長

 8月29日早朝の北朝鮮のミサイル発射に対し、道の高橋はるみ知事、道漁連の川崎一好会長、大西正紀えりも町長らが30日、小野寺五典防衛大臣を訪問、北朝鮮に毅然とした態度で臨むよう緊急要請を行った。


掲載日:2017.09.04

岩手県・釜石市漁連の自動製氷施設 待望の本格稼働

本格稼働した自動製氷貯氷給氷施設

 岩手県の釜石市漁連(小川原泉会長)は、定置網やサンマ船などの水揚げ活発化で盛漁期を迎え、自動製氷貯氷給氷施設の稼働を本格化する。プレート氷で日産50トン、貯氷200トンの能力で供給を大幅アップ。巻網なども含め大型船にもスムーズな船積みを実現するとともに、同県初の自動化システムでコストを削減、利便性も高めた。水揚げ増加にも大きな期待がかかる。


掲載日:2017.09.04

余市郡漁協スルメイカ 武蔵堆で水揚倍増

スルメイカの荷揚げ作業(8月28日、余市港)

 余市郡漁協のスルメイカ漁は前浜で水揚げが振るわず、8月下旬から武蔵堆で操業している。日量は8月28日に発泡730箱と、前浜操業の同24日に比べ倍増した。ただし漁場は大型船なども集中する海域で、大栄丸(19トン、長崎県)の髙橋千代喜さんは「操業場所の確保が難しい。これから挽回できるほど水揚げを伸ばせるか分からない」と話す。


掲載日:2017.09.04

渡島、ソウハチ好漁

量がまとまっているソウハチ(8月28日、落部漁港)

 渡島噴火湾で8月後半からソウハチが好漁している。落部漁協では多い船で1隻日産800キロ、森漁協でも600キロ前後の水揚げ。大きな値崩れもなく浜値はキロ100円台を維持している。一方で盛漁期に入ったアカガレイは振るわない。


掲載日:2017.09.04

本場折浜促成、順調に幕

順調な水揚げで終わった促成の製品作り(8月25日、釜谷地区)

 道南本場折浜の促成は順調な水揚げで終了した。実入りは浜でばらつきがあるものの、幅や長さはおおむね上々。毛の目立った付着もなかった。


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