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新聞記事

2014年6月の記事一覧

掲載日:2014.06.23

「強い北海道漁業の確立」へ総力結集 系統・関係団体 全道組合長会議

平成26年度の系統運動方針や事業計画を決議した全道の組合長・常勤理事ら

 道漁協系統・関係団体は19、20の両日、札幌市の第2水産ビルで通常総会を開き、平成25年度事業報告と平成26年度事業計画を承認した。日程の最初に開かれた全道組合長会議では特別決議の生産振興対策と、一般決議の豊かな漁場・環境づくり強化対策、漁業経営基盤強化対策、原発関連対策を採択。実現に向け、国や道へ政策提言や要請活動を強力に進めていくことを確認した。


掲載日:2014.06.23

江差・松田漁業部 ベニズワイ高鮮度出荷に注力 

日本一近い漁場から水揚げされたベニズワイガニ

 ひやま漁協江差地区の松田漁業部(松田正躬代表)は、ベニズワイガニ漁に着業。漁場まで片道1~3時間と近い好条件を生かし、高鮮度出荷に取り組んでいる。境港(鳥取)、舞鶴(京都)など本州にも販路を確立。カニ専門店大手から大量注文を受けるなど末端の評価を獲得している。


掲載日:2014.06.23

小泊の「金漁丸」 エビかご鮮度 築地で高評価

活出荷のボタンエビ

 青森県日本海側、小泊漁協のエビかご船・第1金漁丸(川山百合子船主・長谷川由喜雄船頭、19㌧)は鮮度保持に工夫を重ね、東京・築地市場に直送し極めて高い評価を得ている。漁獲後に全て船上で選別し、ボタンエビとシマエビの活出荷では仕掛けを施した発泡箱に収容して活力を維持。ナンバンエビは鮮出荷し上氷を使う。


掲載日:2014.06.23

田老町漁協 「真崎わかめ」ブランド再生へ プロジェクト始動

 岩手県の田老町漁協(小林昭榮組合長)は、「田老『真崎わかめ』ブランド再生プロジェクト」を始動する。新商品の開発などに取り組んで、同漁協自慢のブランド「真崎わかめ」の復活を目指す。


掲載日:2014.06.23

岩手県系統総会 厳しさなお 24単協一丸で

 岩手県の漁連、信漁連、漁業共済組合の本年度通常総会が19日、盛岡市の県水産会館で開催された。3団体とも、昨年度事業報告など全ての議案を原案通り決定し、役員の任期満了に伴い改選、その後の互選でトップを選任した。


掲載日:2014.06.23

木直の熊谷さんUターン 父の偉大さ感じ丸1年

水揚げを終え、浜で漁の片付けをする熊谷昭人さん

 「素晴らしい仕事。漁師になってよかった」。南かやべ漁協の熊谷昭人さん(51)は昨年7月、地元の木直地区にUターンし、漁家の後を継いだ。父・鉄太郎さん(76)から漁を教わり丸1年。「親父の偉大さをあらためて実感している」と尊敬のまなざしを向ける。


掲載日:2014.06.23

いぶり中央漁協の挑戦 ホッキ混獲ビノス貝 有効活用

ホッキ漁で混獲されるビノスガイ

 いぶり中央漁協は、ホッキ漁で混獲され、従来未利用だった「ビノスガイ」の有効活用を進めている。加工を依頼した羅臼町の水産加工業者がむき身ボイル製品を開発。登別市内の飲食店グループが食材利用に乗り出し、今春から各店独自のメニューを提供している。


掲載日:2014.06.23

道ほたて振興協 海外市場拡大へ 新規に宣伝販促

 道ほたて漁業振興協会(会長・阿部滋紋別漁協組合長)は本年度、国内消費の回復に向けた販売戦略の強化と、輸出促進対策を継続実施する。新規事業では、輸出市場の拡大に向け、主要輸出国で宣伝販促を行う。


掲載日:2014.06.23

函館市根崎地区 養殖カゴメ 品質「近年最高」で終漁

品質の良さは近年で一番という養殖ガゴメ(17日、根崎地区)

 函館市漁協根崎地区の養殖ガゴメの水揚げがこのほど終了した。9軒が着業し、総体的な水揚げ数量は「昨年をやや上回った」と岩田和晴養殖部会長。不純物の付着もほぼなく、「品質の良さは近年で一番」と胸を張る


掲載日:2014.06.23

えりも漁協 岸近くにシャチ出現 磯根作業は注意必要

えりも町沿岸に現れたシャチの親子(東京農業大学増渕隆仁さん撮影)

 えりも町各地の極めて岸に近い水域にシャチが5月中旬から出現している。襟裳岬周辺の岩礁を繁殖地とするゼニガタアザラシを狙っており、捕食する姿も目撃されている。アザラシによる漁業被害が減る期待が高まる一方で、拾いコンブやフノリ、ウニ採取・移植などを行う漁業者が襲われる危険もあるため、えりも漁協では組合員に注意を促している。


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