岩手県産入札会で品質を確認する買受人ら(5月20日)
岩手、宮城両県産養殖コンブの湯通し塩蔵の入札会が始まった。昨季は高水温やシケの影響で生産数が伸びなかったが、今季はここまで大きな被害はなく生産は順調。岩手の初回上場数は昨季(7.7トン)のほぼ3倍となる20.6トン。主力となる長切1等の10キロ単価は、高値が4719円。昨季(9千~7千円台)から大幅に値を下げてのスタートとなった。品質への評価は高く、在庫薄を解消したい買受人らの期待が高まっている。