えりも漁協の春定置は、東洋と笛舞の両地区を皮切りに始まった。2地区ともに2経営体2カ統が操業。20日に沖側で網入れし21日に初水揚げ。本マスはまだ少なく、着業者は今後に期待を寄せている。22日に水揚げした東洋地区の着業者は「全体的にハシリとしては昨年より少ない印象。昨年は序盤からニシンが入っていた。これからなんぼか入れば」と説明。「マスは1尾2キロ台が2尾」とし「あとはスケソがなんぼかあったがまだ少ないほう。昨日で350キロくらい。今日はもっと少なかった」と続ける。