山田魚市場に水揚げされるトラウトサーモン(4月7日)
岩手県山田町の三陸やまだ漁協(菊地敏克組合長)は7日、山田湾で手がける養殖トラウトサーモン(ニジマス)の出荷を開始した。1尾2キロ以上を選別し水揚げ、全て氷じめで、入札方法はタンク(大口)と3尾入りのトロ箱(本数)売りの2つ。初日は6.4トン、1キロ平均1200円の値を付けた。同漁協のサーモン養殖は今季で事業化2年目。7月上旬までに昨季実績の1.6倍となる150トンの水揚げを見込む。