昨年まで生鮮カツオの水揚量28年連続日本一の宮城県気仙沼港で、今年は水揚げが低調だ。6月末の時点で前年同期の3%にとどまる。専門機関によっては過去20年で最低水準との予測もあり、北上が遅れている。今年は同地に一本釣漁の原型が伝わって350年の節目。市を上げてさまざまなイベントを用意しており、関係者らはカツオの本格的な到来を待ちわびている。