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新聞記事

加工流通一覧

掲載日:2023.08.07

生産回復見据え需要拡大焦点に-全国秋サケ取引懇談会-


 今年の秋サケ商戦を展望する一般社団法人北海道水産物荷主協会(会長・根田俊昭株式会社マルキチ社長)主催の全国大手荷受・荷主取引懇談会が1日、札幌市の京王プラザホテル札幌で開かれた。商社から競合する輸入鮭鱒の生産・搬入動向について情報提供を得て消流安定策を意見交換。増産予想、在庫残存などの状況変化も見据え、売り場回復・拡大に向け、需給バランスを踏まえた価格形成、産地と消費地の情報共有による拡販体制などが必須に挙げられた。


掲載日:2023.07.31

超音波技術のバンド掛け機、日本の水産現場に展開加速

モウイのサーモン出荷で活躍する「SoniXs MS-6-VA」


 梱包や包装の世界的企業であるモスカ(ドイツ)の日本法人のモスカ・ジャパン株式会社は、水産品の梱包・出荷用として、超音波技術によるバンド掛け機を提案している。作業効率や安全性、環境配慮などさまざまな機能面で、従来の熱で接着するタイプと比較して優位性を訴求する。同社はこのほど営業技術のスタッフを増員。今後も増員を計画しており、日本の水産現場に向けて普及を促進させる。


掲載日:2023.07.31

増毛町のはますい、創業当初の製品貫徹


 増毛町のはますい株式会社(金平嘉則社長、電話0164・53・9410)は2020年4月に沼田町の食品加工・北斗興産株式会社(多田宏社長)の子会社として新たな一歩を踏み出し、代名詞の「たこのやわらか煮」をはじめ創業当初からのミズダコ、ホタテ、甘エビの加工に臨んでいる。今年はホタテで新規に玉冷を打ち出していく。


掲載日:2023.07.31

ホッケ 消費拡大へ-食堂で新料理の提供イベント

提供された「「ひつまぶし」


 道水産林務部の若手職員が生産と販売の橋渡し役となる「道産水産物営業プロジェクト(PJ)」チームは、道産ホッケの消費拡大に向け、三井物産株式会社と同社グループ企業・エームサービス株式会社との共同で新たなホッケ料理を開発。6月24日から7月31日の期間、エームサービスが運営する道内の企業・病院などの食堂18カ所で提供した。新料理は「フライ 山わさびソース」「ひつまぶし」「塩昆布天」「蕎麦(そば)」「アクアパッツァパスタ」の計5品を考案し、5月25日に試食会・意見交換会を実施。その中から各食堂が提供メニューを選ぶかたちで「道産ホッケ料理イベント」を展開した。


掲載日:2023.07.24

ニッスイ「速筋タンパク」拡充展開


 株式会社ニッスイは、2023年秋・冬の新商品41品、リニューアル品26品を9月1日から順次発売する(一部7月発売)。「お客様の多様化するニーズに寄り添い、食でWellness Lifeの実現に貢献します」をコンセプトに、「Healthy」「Smart & Quick」「Satisfaction」をテーマとした商品を開発した。同社はスケソウダラの俊敏な動きの源となる「速筋」のタンパク質がとれる「速筋タンパク」シリーズを展開。拡充する同シリーズに「太ちくわ」を追加。バータイプでは「おさかなバー チーズとトマト」を発売する。また、市場が拡大する「機能性表示食品」では、EPAとDHAを配合したスティックタイプの魚肉練り製品「記憶力を維持する EPA+DHAチーズ in スティック」、減塩ニーズに応える瓶詰「減塩30% 鮭めんたい」などを発売する。


掲載日:2023.07.24

塩辛の潜在力を発掘

直売所に設けたバルスペース


 函館市の小田島水産食品株式会社(小田島隆社長、電話0138・22・4312)は、伝統製法・木樽仕込みのいか塩辛で、洋食の新たな食べ方提案や伝統食を組み合わせた新規商品を打ち出し、需要層の拡大に挑んでいる。愛顧客の要望や紹介も参考に開発。また、昨年8月には「塩辛バル」を開業。あらゆる角度から塩辛の潜在力を引き出している。


掲載日:2023.07.24

マルハニチロ 個食・健康・簡便に照準


 マルハニチロ株式会社は、2023年秋季の新商品として33品、リニューアル品として7品を9月1日から順次発売する(一部7月発売)。外食や介護施設など食の提供現場では、人手不足により調理に対する負荷が高まる一方、消費者の意識には節約志向がみられている。このような環境下で、市販用商品では個食対応と健康への取り組み、業務用商品では簡便調理をテーマに開発した。


掲載日:2023.07.17

玉冷輸出主導にブレーキ-ホタテ特集-


 国内で年間50万トンの水揚げを誇るホタテ。主要商材の玉冷は昨年から続く円安に伴い海外需要がけん引する形で新物シーズンを迎えた。しかし順調に動いていた輸出はこの数カ月で軒並み停滞。消費低迷で各国の在庫が滞留し、価格修正を待つ様子見の情勢に入ったことが大きな要因とみられる。製品相場は下げ基調の様相。中心サイズの3Sでキロ2千円台の情報も漏れ伝わってきた。動向を注視する内販の引き合いも低調となり、底値を探る展開に移っている。


掲載日:2023.07.17

住友ベークライト「スキンパック」PR


 住友ベークライト株式会社はこのほど、新たな包装形態である“スキンパック”を体感できるポップアップショップイベントを東京・代官山で開催した。食材のおいしさや長持ちといった機能のほか、見た目の真新しさをPR。訪れた人たちの関心を集めていた。スキンパックは、トレーや台紙などの上に製品を置き、その上から加熱したフィルムをかぶせて真空引きをすることで密着させる包装形態。酸素バリア性のある「おいしさスキン」は同社が開発した日本初のバリアスキンパックフィルムで、日本では同社だけの技術という。高い追従性も独自技術で、針のようにとがったものや団子のような軟らかいものなども形を崩さずに包装することができる。


掲載日:2023.07.17

「薬膳」の機能性発信

握りずしや刺身の販売コーナー


 東京都の株式会社BKTC(小瀧由貴社長)が独自配合の「薬膳餌」を使用し、北海道で生産したトラウトサーモン(ニジマス)「薬膳サーモン」が7月5~18日の2週間、大丸札幌店地下1階食品売り場に登場した。「北辰鮨」で握りずしや刺身などを提供。併せて小瀧社長自らが催事場でハンバーガーを店頭販売(11日で終了)。「尿酸値の上昇抑制」の機能性関与成分「アンセリン」含有などの特長を発信した。


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