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新聞記事

2023年9月の記事一覧

掲載日:2023.09.04

4年ぶり「道ぎょれん会 」卸・商社が秋冬商戦変化見極め意見交換


 道漁連は8月30日、道産水産物を取り扱う取引先で構成する「道ぎょれん会」の秋季取引懇談会を東京都で4年ぶりに開いた。道内企業の首都圏担当者や関東圏内の卸や商社など約180人が参加。中国輸出が期待できない情勢下、秋サケ製品、ホタテを中心とした道産水産物の商戦について意見交換した。


掲載日:2023.09.04

網走カラフトマス8割減産し浜値軟調


 カラフトマスの水揚げが全道的に低迷する中、網走漁協のマス小定置は昨年の約8割減と極度の不振に陥っている。最盛期の8月後半も上向く気配がないまま、31日には沖網を撤去しており、着業者は「予想をはるかに超えた凶漁」と頭を抱えている。キロ500円台を付けていた浜値は8月29日に460円。漁がまとまらず弱含みに推移している。


掲載日:2023.09.04

礼文島・船泊の佐々木文雄さん、ウニたも製作追求

佐々木さんが製作したたも


 礼文島・船泊漁協の佐々木文雄さんは、ウニ採りなどで使うたもを自作している。他の漁業者からの製作依頼も絶えず、その人の採り方に見合ったたもを無償で作る。「おまえのたもで大漁できたと言われることが何よりうれしい」と話す。たもの枠はステンレス製でラケットのような形状。「丸型に比べてウニをすくいやすい。網袋は特注品でウニが入ると自然に膨らみ、たくさん入りやすい」と特長を示す。枠は5種類の太さを用意。「細いほど岩などの隙間に入り、そこにいるウニを採りやすい。また、根元がしなってバネになり、その弾力で採取できる」と話す。


掲載日:2023.09.04

石巻、米国向け輸出本格化へ


 宮城県石巻市で、水産加工品の対米輸出を強化する動きが本格化してきた。石巻食品輸出振興協議会の下、株式会社マルカ髙橋水産の「活タコの炙り焼き」を8月、全米展開の回転ずしチェーンに供給。現地では今年度中に石巻産をPRするフェア開催も計画する。東京電力福島第一原発のALPS処理水の海洋放出で禁輸措置を発動する国もある中、輸出拡大が見込める米国市場をターゲットに「稼げる水産業」の実現を目指す。


掲載日:2023.09.04

事業推進へ全戸訪問-道JF共済推進本部、女性連役員と協議-


 道JF共済推進本部(奈良満会長)は8月29日、札幌市の第2水産ビルで、26回目となる道女性連(高松美津枝会長)役員との共済推進協議会を開いた。女性疾病入院特約「りぼん」など最新の医療保障の普及拡大などチョコーの保有保障金額維持・医療保障金額の増大、くらしの保有補償金額の増大など新3カ年計画初年度の活動方針を情報共有。コロナ禍の行動制限緩和を踏まえ、全道訪問活動を重点施策に漁協女性部の研修会開催、チョコー医療共済拡大の全道キャンペーンなどを推進していくことを確認した。


掲載日:2023.09.04

レストラン3年ぶり再開機に苫前産ミズダコ採用


 東京都日本橋の5つ星ホテル「マンダリンオリエンタル東京」は、レストランの「ヴェンタリオ」を3年ぶりに再開した。これを契機に食材の調達方針でサステイナブルフードの位置付けを強化。水産物では苫前町でFIP(漁業改善プロジェクト)に取り組むinaka BLUE(小笠原宏一代表)が提供するミズダコ、千葉県船橋市の海光物産株式会社が生産する「旬〆すずき」が採用された。


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